トイレットペーパーの歴史を調べてみると色々なことが分かりました。
〇昔は木でおしりを拭いていた?
〇汲み取り式トイレ時代は白ちり紙を使用していた。
〇世界では水で流したりトウモロコシの芯で拭いたりと色々な拭き方がある。
トイレットペーパーとは
トイレットペーパーとはトイレで使用する巻紙式のふ使い捨ての拭き取り紙です。
パルプや再生紙で製紙メーカーにて製造され日本のトイレには欠かせないのがトイレットペーパーです。
トイレットペーパーについてグーグルの生成AIに聞いてみました。
トイレットペーパーとは何ですか?
トイレットペーパーとは、排便後に体や衣服に付着した汚れを拭き取るために使用される紙です。通常、ロール状に巻かれており、トイレットペーパーホルダーに収納されています。トイレットペーパーは、木材パルプ、再生紙、その他の素材で作られています。柔らかく、吸水性があり、使い捨てです。
もっと詳しく教えてください
トイレットペーパーは、1300年以上前に中国で最初に発明されました。もともとは、上流階級の人々が使用していました。トイレットペーパーが一般に普及したのは、19世紀になってからです。これは、水洗式トイレの普及と、トイレットペーパーの製造技術の向上が要因です。
現在、トイレットペーパーは世界中で使用されています。最も人気のあるトイレットペーパーは、木材パルプから作られたものです。木材パルプは、柔らかく、吸水性があり、使い捨てです。トイレットペーパーには、再生紙やその他の素材で作られたものもあります。
トイレットペーパーは、用便の際に体や衣服に付着した汚れを拭き取るために使用されます。また、手や顔を拭くのにも使用できます。トイレットペーパーは使い捨てなので、環境に優しいです。
素晴しい回答です。
トイレットペーパーという名称について
「トイレットペーパー」というとトイレにあるロール状の紙であるということが定着しています。
そもそもトイレットペーパーと呼ばれる理由について検証してみました。
トイレットペーパーは英語にするとtoilet paperと表示されます。
toiletを直訳すると「トイレ」「便所」になります。
paperを直訳すると「紙」です。つまりトイレ紙や便所紙と直訳できます。
いつから「トイレットペーパー」という呼称になったのかは検索して調べたのですが定かではありません。
こちらもグーグルの生成AIに聞いてみました。
トイレットペーパという呼称はいつから?
トイレットペーパーという名前は、1871年にアメリカのジョセフ・ギャレットが最初の商用トイレットペーパー工場を設立したときに最初に使用されました。彼は、さまざまな紙の製造業者に特許を販売し、トイレットペーパーという名前の使用を許可しました。
なんと商用トイレットペーパーを作った人がトイレットペーパーと名付けたことが分かります。
トイレットペーパーの歴史を調べてみました。
普段当たり前のように使用しているトイレットペーパーの歴史を調べてみました。意外と歴史は浅く今のトイレットロールの形になり広まったのは昭和時代からです。それまでのトイレットペーパーは白ちり紙を使用していました。そもそも白ちり紙を使う前は木の棒やトウモロコシの芯を使用していたというから驚きです。
日本のトイレットペーパー誕生以前
縄文時代は貝殻や陶器の破片・直接手で拭くか植物の葉や海藻を使用している時代もありました。また「ちゅうぎ」と呼ばれる木のへらが使われることもあります。ウィキペディアにはこんな記述があります。
日本では、明治中期頃より、古紙が原料の塵紙とパルプが原料の落とし紙や京花紙などが主に用いられていた[要出典]。また、明治時代末からは巻き取り型のトイレットペーパーも使われ始めたが、当時は舶来品が占めていた[9]。それでも、そういった変化は都市部での話で、農村部では、大正時代の頃まで木の葉や藁のほか、古来の籌木が用いられ続けていた[2]
参考:ウィキペディア
木のへら「ちゅうぎ」ですが、戦国時代の上流階級の方は「ちゅうぎ」を使用しなくなっていたそうです。
トイレットペーパーに慣れた我々としては少し驚きの拭き方です。木のへらでトイレットペーパー代わりにすると痛かったり、しっかり拭けるのか疑問が残ります。
世界のトイレットペーパー事情とは
インドや中東では左手で直接処理しきれいに手を洗う方法が一般的のようで左手を「不浄の手」と言い食事では左手を一切使わず右手のみで食べているようです。昔のアメリカではトウモロコシの芯を使用して後処理をしていました。
現在でも水で後処理をする国、トイレットペーパーを使用する国など地域によってトイレットペーパーを使用している国としていない国があるようです。日本の技術であるウォシュレットは「水+トイレットペーパー」なので最強の処理方法のような気がします。私もウオシュレットは必ず使います。
しかしながら、世界的に見てもトイレットペーパーは世界人口の半分くらいしか使っていないとのことです。
トイレットペーパーの誕生
アメリカで1850年代にトイレットペーパーが開発されました。当時は新聞やチラシなどで代用されることが多かったようです。
日本には明治維新とともに洋館やホテルにトイレットペーパーが備え付けられましたが、当時はトイレットペーパーは輸入に頼っていたそうです。50~60年前まではいわゆるボットン便所が多く白ちり紙が主流でした。汲み取り式便所でスマホ落としたら大変だろうなあ。こちらの白ちり紙は現在でもペットショップや施設などで需要があり浜田紙業でも販売しています。
水洗式のトイレが増えるにつれ今のトイレットロールがメジャーになっていきました。
現代のトイレットペーパーとは
日本には高級・市販・業務用トイレットペーパーなど様々な種類のトイレットペーパーがあります。
こちらは四国特紙(ネピアと合併吸収)のトイレットペーパーです。香りが非常に強くトイレに芳香剤を置く必要がないくらいです。お客様から注文・問い合わせ頂ける商品でございます。白檀の香りトイレットペーパーが圧倒的一番人気です。その他にも「白檀の香り・和墨の香り・ヒノキの香り・シルティロマン」など多種多様な高級トイレットペーパーを用意しています。
市販品であるネピアやエルモアのトイレットペーパーやおしりセレブなど高級トイレットペーパも浜田紙業では取り扱っています。ノベルティや業務用・カラートイレットなど多種多様なトイレットペーパーを扱っておりますのでお気軽にお問い合わせください!
こちらはシュリンク包装のトイレットペーパーになります。防災意識が高まる昨今ナイロンシュリンク包装トイレットペーパーが人気になっています。シュリンク包装の詳細はこちらです。防災用トイレットペーパーの詳細はこちらです。
防災用トイレットペーパーにはシュリンク包装してある長巻ムダノン1個巻が備蓄に使える
倍巻トイレットペーパーについて
最近では倍巻のトイレットペーパーが人気です。
交換の手間が少なくコンパクトなので保管場所も嵩張りません。
ドラックストア等でも人気が出ています。
コロナ禍におけるトイレットペーパー需要について
コロナ禍においてトイレットペーパーの需要が変わってきました。よりコンパクトに取り換えの手間が省ける長尺タイプのトイレットペーパーが人気です。コロナ禍で家庭でも長巻トイレットペーパーが人気になっています。
また、昨今のSDGs持続可能な開発目標の中で脱プラの影響で紙包装パッケージのトイレットペーパーがネピアより発売されています。
こちらのトイレットペーパーですが青い部分が全て紙となっており、環境に優しいパッケージになります。紙パッケージのネピアエコトイレットロールの詳細はこちらをご確認ください。
ネピアのネピecoトイレットロールは紙のパッケージ包装でSDGs目標達成に沿った環境に配慮したトイレットペーパーです。
トイレットペーパーは粗品で人気?
トイレットペーパーやティッシュは誰しもが使用するものなので粗品で非常に人気です。
特にこのトイレットペーパーティッシュセットは高級保湿商品のみなのでプレゼントすると喜ばれます。
技術開発のおかげでいろいろな商品が出ているのですね。
高級ティッシュギフトは至極至高クリネックスと保湿トイレットペーパーの詰め合わせです。粗品販売店はこちら
トイレットペーパーのシングルダブルについて
トイレットペーパーにはシングルとダブルがあります。
上記の記事ではトイレットペーパーを卸売りしている浜田紙業の浜田がトイレットペーパーのシングルとダブルの違いについて徹底的に比較しています。様々な豆知識を織り込んであるので良かったらご覧ください。
トイレットペーパーの表裏について
トイレットペーパーには表裏があるのを知っていますか?
こちらも徹底的に調べました。
実は多くの人がトイレットペーパーの裏側でおしりを拭いている可能性がありトイレットペーパーのクオリティを生かせていない可能性があるのです。
詳しくは上記の記事をご覧ください。
トイレットペーパーのJIS規格について
トイレットペーパーにはJIS規格が存在します。JIS規格とは国が定めた商品の規格です。
規格を逸脱すると日常生活に支障が出る商材に定められています。
例えばトイレットペーパーの幅が114mmが標準なのですが90mmのトイレットペーパーが売られるとホルダーに入らず多くの人が苦労すると思います。
そのような混乱を避けるためにもJIS規格が定めれているのです。
下記がトイレットペーパーのJIS規格の一例です。
・トイレットペーパーの幅 114㎜(±2)
・ロールの長さ 27.5m 32.5m 55m 65m 75m 100m (+3)
・芯しんの径 (内径)38㎜ (±1)
・巻き取りの径㎜ 120以下
最近は環境問題やエコの観点からトイレットペーパーの幅が110mmや107mmのものを販売されています。
JIS規格については下記を参考にしてください。
トイレットペーパーの使用期限について
トイレットペーパーは備蓄もできるので使用期限が設けられていない商品でもあります。
そもそも紙には消費期限というものが存在しておらずトイレットペーパーやティッシュにも使用期限はありません。
しかしながら紙は直射日光や湿気に弱いです。
浜田紙業も取引のある王子ネピアHPには下記のような記述があります。
使用期限は設けていません。紙は化学変化が小さいため、日数が経過しても問題なく使用できます。ただし、埃、湿気が少なく、直射日光が当たらない場所に保管してください。
☆王子ネピア(株)より引用 URLはこちらです
紙は化学変化が小さいとのことです。
トイレットペーパーの使用期限については下記に詳細ブログを記述しているのでそちらをご覧ください。
トイレットペーパーの芯のサイズについて
トイレットペーパーの芯のサイズはフォルダに収まるように内径がJIS規格で決められています。
芯のサイズについて詳細に記述しているので良かったらご覧ください。
トイレットペーパーの三角折について
ホテルのトイレ等で見られるトイレットペーパーの三角折の記事です。
由来や語源などをまとめています。
まとめ
トイレットペーパーは昭和に入ってから各家庭に普及したことがわかりました。また、トイレットペーパーの代わりとして木の棒やトウモロコシの芯などを使っており水洗トイレの普及とともにトイレットペーパー紙が増えていったのですね。
浜田紙業(株)では紙問屋でティッシュやトイレットペーパーなどの紙製品のトリビアや歴史を記載しています。
ティッシュの歴史はこちらです。
その他紙のトリビアはこちらです!
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
紙問屋ならではの業界情報をいち早くお客様に届けていきます!紙の専門家として経験を活かし紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
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