【2023年5月最新紙値上げ一覧】印刷用紙や情報用紙、産業用紙値上げを王子製紙や大王製紙、日本製紙等製紙メーカーが発表。

紙の3次値上の影響で仕入れ先を見直す全国の印刷会社様から見積依頼が増えています。

紙の値上げ記事です

浜田紙業は紙の総合代理店です。

メーカーによっては値上げの行なっていない商品も在庫・販売しています。
また、弊社では値上げに備えて事前に大量仕入れを行なっているため値上げを抑えられている商品もあります。

2023年から大きく値上げになります。(4月も上がります)
仕入れの参考にしていただければ幸いです。

上質紙・コート紙・感圧紙・コピー用紙・特殊紙・白板紙・包装紙等扱っています。

下記のページに移動すると問い合わせ方法等が記載されています。

印刷会社必見!紙値上げの影響で問合せ増加中です。印刷用紙仕入れは紙問屋浜田紙業まで

いつから値上げ?【最新2023年5月】印刷情報紙値上げ一覧です

大王製紙,北越製紙,日本製紙、王子製紙などほぼ全ての製紙メーカーが2023年1月出荷分より3回目の値上げを発表しました!

1年間で3回の値上げになります。(王子製紙は2回目)

上げ幅は15%以上と言われており、先日の日経新聞でも発表されました。実際にメーカーから公式資料がきたので下記に掲載します。

2023年は各製紙メーカー大幅に値上が行われます。

黄色は2022年12月から2023年の最新情報(紙の市況)です。

いつから? 値上幅 ソース
日本製紙 2月1日出荷 15%以上 日本製紙HP
大王製紙 1月23日出荷 15%以上 大王製紙HP
王子製紙 12月1日出荷 15%以上 王子製紙HP
丸住製紙 1月21日出荷 15%以上 丸住製紙HP
中越パルプ 1月21日出荷 15%以上 中越パルプHP
北越パルプ 1月21日出荷 15%以上 北越HP
三菱製紙 12月1日出荷 15%以上 三菱HP

各製紙メーカー公式発表では値上げ時期については上記の表のようになっています。

しかしながら実際には値上げ時期がずれ込むことが多くあります。

浜田紙業では実際に2022年8月ごろを予定していた感圧紙マイクロペーパーの値上げが12月出荷分からにずれ込みました。

他社の動向に合わせたと言われています。

(2023年4月に感圧紙は再値上げになります。)

公式発表を出しながら実際の値上げ時期は遅れる場合もありますが確実に価格修正は行われているといった印象です。

上質紙やコート紙、感圧紙、コピー用紙など紙の種類によっても値上げ時期が違うので注意が必要です。

紙の値上げ理由はこちら

製紙メーカー値上げ公式資料です

浜田紙業にきた製紙メーカー各社値上げの公式リリース資料です。大王製紙、三菱製紙、日本製紙中越パルプの4枚があります。

北越製紙も値上げを発表しています。紙類の値上げが始まっています。

ウクライナ問題や原油や石炭高、円安など複合的な要因で値上げとなっています。

円安の影響について

実は2022年10月~2023年の値上げは円安の影響がかなり大きいです。

2022年9月8日現在144円台前半まで上がっています。

とある大手製紙メーカーの営業マンから聞いたのですが1円円安が進むと5~6億円近く利益がなくなるというのです。

というのも製紙メーカーは原材料(木材チップ・石炭・石油など)は輸入に頼っていることが多く円安がそのまま製造に影響を及ぼしているのです。

2023年3月現在、円安は落ち着いたものの電気代や燃料代が大きいようで値上げは続く見込みです。

2022年冬、紙の3次値上げがあります

2023年1月23日出荷分より大王製紙が3回目の値上げをします。

→各社足並みを揃えており、ほぼ全ての製紙メーカーが値上げに踏み切りました。

年内にあるのでは?という業界のうわさがありましたが2023年に値上となりました。

やはり円安の影響がかなり大きいようです。

原料の値上が非常に大きく収益が圧迫されていると実際に製紙メーカーの営業担当に聞きました。

2023年今後の紙の値上げ推移

2023年の春にもう一度値上げがあるのではないか?と業界関係者の情報があります。

感圧紙は2023年4月に再値上げが確定しました。先日メーカーより正式見積もりがきたのです。

2023年春ごろに値上げとなると2年以内に4回目の値上げになります。

今後も値上げは確実に行われる可能性は非常に高いと言えます。

日本の物価高は今後も続くと言われています。今後の動きに注目です。

値上げ幅は?

各社、現行価格の15%以上となっています。

かなりの値上げになることが分かります!

値上げ幅ですが2次値上げの影響でkg30円以上になります。

そこから3次値上げとなるので大幅に上がっていることが分かります。

紙はkgで表されることが多く、例えば1000枚で44.5kgの紙の場合 44.5×30円で1335円の値上げです。

1000枚というのはあっという間に消費されるので、例えばですが1パレット20連(20000枚)の場合26,700円の値上げとなります。

大きな紙で1枚1.3円の値上げになります。

1枚およそ1×0.7mですのでチラシに換算すると1円以下です。

1円以下と聞くとそれほど大した値上げではないように感じるのですが印刷会社は万単位で紙を印刷するので大きな値上になっています。

昨今のペーパーレス化やデジタル化も相まって印刷会社では価格転嫁が難しいといったことも聞きます。

印刷会社さんの反応について

浜田紙業も取引のある印刷会社さんの反応ですが

型に必要な資材も値上げになっており、その中で紙も値上げになると厳しい。といった反応が多くあります。また、デジタル化に伴い媒体としての紙の需要は落ちており、その中での値上げとなるとますます紙離れが予想されます。

こちらには問い合わせのあった印刷会社の記事が載っています。

印刷会社必見!紙値上げの影響で問合せ増加中です。印刷用紙仕入れは紙問屋浜田紙業まで

新聞用紙も値上です

2023年4月1日から新聞用紙も値上げになると日本製紙が発表しました。

値上げ幅は連300円になります。

「連」とは紙の数を表す数字て1連1000枚です。

1000枚で300円値上げとなると新聞の価格にも影響が出てきそうです。

日本製紙ホームページに詳細が出ています。

https://www.nipponpapergroup.com/news/year/2023/news230227005415.html

クラフト紙も値上げをしています

産業資材や用紙に分類されるクラフト紙やダンボールも値上げを行なっています。茶色のクラフト紙の値上げの案内も来ており大幅な値上げとなります。

それに伴い封筒も値上げになっています。ありとあらゆる産業用紙が値上げになっておりじわじわと効いてきています。

魚を包む緑の紙グリーンパーチ紙も値上げです

魚雄包む緑の紙グリーンパーチ紙も2022年12月出荷分より2回目の値上げになります。

詳細が下記に記述しています。

グリーンパーチ紙の値上げが発表されました。理由原因として原材料や原油高が挙げられます

グリーンパーチ紙の値上げが発表されました。理由原因として原材料や原油高が挙げられます

白板紙コートボールも値上げしています

白板紙コートボールと呼ばれているケーキやお土産の化粧品箱や菓子箱・カップ原紙も大幅に値上げです。

最新の情報一覧です。

いつから? 値上幅 ソース
日本製紙 10月1日 20%以上 日本製紙HP
北越コーポレーション 10月1日 20%以上 北越HP
レンゴー 9月1日 kg15円以上 レンゴーHP

王子製紙や大王製紙も同様に値上げしています。

お土産やケーキの箱代も上がっているということが分かります。

小麦等の原材料費も上がっているのでケーキやお土産の完成品も値上げせざる負えない状況です。

浜田紙業では国産品に比べて格安のコートボール紙を扱っています!

詳細はこちらに記述しています!お気軽にお問い合わせください。

アリキンクリームはケーキやお土産の菓子箱や化粧箱で使用する白板紙です。販売はこちらです

紙製品の値上げについて

トイレットペーパーについてはこちらに記載しています。

トイレットペーパーの値上げはいつからか?原因や理由2022年の現状について解説します

ティッシュの値上げについてはこちらです。

ティッシュの値上げはいつからか?原因や理由は?2022年の現状について解説します!

ペーパータオルの値上げはこちらです。

2022年ペーパータオルの値上げはいつから?製紙メーカーの動向を調べてみた

紙おむつの値上げはこちらです。

紙おむつの値上げはいつからなのか?花王のメリーズが2022年4月1日出荷分から値上げを発表しました

今後の紙需要について

ペーパーレス化が叫ばれていますが逆に産業資材としての紙の需要は伸びています。

浜田紙業にも

「今までプラスチックを使っていたが紙に変えられないか?」

「木材の代わりに紙にならないか?」など

問い合わせが増えています。

紙と言っても様々な分野があります。

段ボール・梱包材

梱包材はインターネット通販の影響で伸び続けています。

ティッシュやトイレットペーパーなど

家庭紙と呼ばれる紙は大きな売り上げの変化はないのですが微増です。生活必需品のためある程度の需要はあります。

印刷用紙関係

需要が減少しています。今後も需要が以前のように復活することはないと思われます。

今後も印刷関係の紙は値上げについて注視します。

今回は印刷用紙の値上げについて記述しました。

印刷会社様や企業様は直接ご連絡ください

印刷用紙やクラフト紙などありとあらゆる紙製品が値上げしています。これを機に仕入れ先を見直す会社様から問い合わせが非常に増えています特に印刷会社さまから問い合わせを多数いただいています。お客様に安心してもらえるような対応ができるよう心がけていきます!

印刷用紙を断裁する断裁機や在庫の様子です。

印刷用紙の値上げ情報

浜田紙業では印刷用紙を印刷会社様へ激安価格で卸売りしています。北陸三県のみならず全国の物流網を生かして日本全国各地の印刷会社様からお問い合わせ頂いています。

上質紙やマット、コート紙、感圧紙や特殊紙など印刷に必要な紙を在庫しています。

感圧紙の記事はこちらです。

複写カーボン紙感圧紙は大王製紙の商品です。使い方や印刷会社向け販売、直販について

印刷用紙や紙製品等でお困りごとがあればお気軽にお問い合わせ下さい!法人様は直接のお問い合わせが非常に多いです!

一緒にお困りごとを解決する企業を目指しています!

お見積りですが価格表一覧をお渡しします!お気軽にお問い合わせ下さい!

ティッシュやトイレットペーパーを大量に使用する企業様へ

法人様からも直接のお問い合わせが多くあります。

メーカーによっては値上げの行なっていない商品も在庫・販売しています。

また、弊社では値上げに備えて事前に大量仕入れを行なっているため値上げを抑えられている商品もあります。

お気軽にお問い合わせ下さい!

浜田紙業の企業問合せフォーム

 

浜田紙業の公式通販サイトです

 

2022年前半の紙値上げの状況については下記ページをご覧ください。

2022年前半の値上記事を下記にまとめています。

ご確認ください。

紙の第二次値上げが始まりました。

紙の二次値上げがあり得るとこちらの記事でも書いていましたが日本製紙が8月1日より2回目の値上げを発表しました。

実際に北海道や東京の印刷会社からの情報によると日本製紙の商品が上がるから問合せをしました。という連絡が入るようになってきました。

ソースはこちらです。

日本製紙HP紙の価格改定について

戦争や円安が影響となっています。石炭の価格が二倍となっており値上げは避けられないとのことです。

大王製紙、三菱製紙も二次値上げを発表しました。8月ごろに値上げがあります。

↓こちらは過去に記述した二次値上げの予想記事です。

これは業界情報ですが、円安やガソリン代高騰によって6月ごろに紙の二次値上げの発表があるのでは?と言われています。8月に再値上げある可能性が高いとのことです。ポリ袋関係はすでに再値上げが始まっていますが紙関係も再値上げが行なわれるということを紙問屋の同業者から聞きました。こちらの情報は、まだ業界レベルですので正式に案内が来た場合こちらに追記していきます。

5月27日付の日経新聞には、第二次値上げが起きる可能性が高まっている。とあります。

実際に日経新聞には前回の値上げはウクライナ進行前から発表しており、戦争が始まってからの原料高は反映されていないため2次値上げはあり得る。と考えられています。

実際にナイロン等は2次3次値上げが始まっており、紙も2次値上げがあり得ると言われていましたが現実問題2次値上げが起きる可能性が高まりました。

 

2022年7月29日の状況

2022年1月に値上げが発表されましたが7月現在、ほとんどの製紙メーカーで2次値上げが始まっています。

半年で2回の値上げのため、印刷会社や紙の問屋は値上げの要請を再び行うこととなりました。

大幅な値上げが続いており、仕入れ先を見直す会社が増えています。

実際にこの記事を見た、印刷会社様から「見積もりが欲しい」と依頼が多くあります。

今後も2次値上げの状況を追記していきます!

王子製紙も値上げを発表しました。

2022年5月25日付で王子製紙が印刷用紙、情報用紙全般の値上げを発表しました。これで大手製紙メーカー全て紙代値上げを発表です。


3月現在現在王子製紙は値上げの発表をしていません。
今後、王子製紙値上げの発表があるのか注視していきます。
2021年12月1日現在:大手製紙メーカーの王子製紙は今のところ値上げの発表はありません。

資料による値上げの理由ですが、燃料費の高騰や物流費と言われています。またコロナウイルスの影響で紙の需要が減り利益を確保するため等といった共通した理由になっています。

それともう一点、今回特筆すべき理由の中に

「カーボンニュートラルな社会の実現に向けて」

この一文が目立ちます。環境問題の改善を推し進めるといった理由も含まれています。

日本製紙グループのHPには下記のような記載がありました。

コロナ禍による国内需要の低迷と世界的な原燃料価格の高騰、物流費や人手不足による人件費の上昇にともない、当社は生産体制の再編成や、全社を挙げての徹底したコストダウンを進めてまいりました。しかしながら、現行の価格水準では自助努力のみで再生産可能な収益の確保が困難であること、また、地球温暖化対策の一環であるGHG削減を今後も継続して取組んでいくために、今般、価格修正をせざるを得ないとの判断に至りました。

引用元:日本製紙HP 引用元URL:https://www.nipponpapergroup.com/news/year/2021/news211104005049.html

先日の日経新聞のデジタル版では大王製紙も印刷用紙や情報用紙の値上げを行なうと発表がありました。

日本製紙(11月4日発表)は2022年1月1日出荷分から、大王製紙(11月9日発表)は2022年1月21日出荷分から、三菱製紙(11月9日発表)は2022年1月1日出荷分から、いずれも印刷・情報用紙を15%以上値上げする。
各社とも「コロナ禍による国内需要低迷」「世界的な原燃料価格の高騰」「物流費や人手不足による人件費の上昇」などを理由に挙げている。

引用元:印刷業界ニュース 引用元URL:http://www.pjl.co.jp/news/enterprise/2021/11/14757.html

物流費や人件費の確保が値上げの理由として挙げられていますが、実際のところペーパーレス化の影響とコロナ禍によって印刷用紙の需要は一気に減りました。

浜田紙業でも印刷用紙を扱っているのですが緩やかに減っていた需要がコロナ禍で一気に需要が減っています。各製紙メーカーは利益を確保するために値上げを行なったことも理由の一つに挙げられます。

また、在宅ワークが増えコピー用紙等も需要減となりました。

今後も媒体としての紙の需要は減っていくことは間違いありません。紙関係の企業は生き残りのための転換期だと思います。

いつから値上げなのか?

ウクライナ問題の影響で1年間で2回の値上げがありました。

2022年7月から8月にかけて製紙メーカー各社2回目の値上げが始まっています。

(王子製紙は1回目の値上げが7月にありました。2回目の値上げは8月現在発表がありません。)

 

2022年1回目の値上げの詳細は下記に記載があります。

↓↓

リリース資料によると

2022年1月1日

三菱製紙と日本製紙は出荷分から値上げです。

2022年1月21日

大王製紙と中越パルプは出荷分から値上げになります。

各社、値上げ日が違いますね。メーカー出荷日になります。エンドユーザーまで値上げした商品が届くのは、まだ先になりそうです。

追記:2月24日現在の状況

1月出荷分より値上げの予定で価格修正の案内も来ています。しかしながら現状印刷用紙を扱う紙問屋浜田紙業には値上げの詳細が届いていません。業界からは王子HDが値上げの発表を行なっていないため、値上げに踏み切れていないという理由があります。

また、続報があれば追記していきます。

追記:3月4日値上げの詳細がきました

紙の問屋である浜田紙業にも値上げの詳細がきました。

大幅な値上げになります。製紙会社が印刷用紙や情報紙はペーパーレスやコロナ禍の影響で採算が合わず大幅な値上げに踏み切っていることがわかります。

印刷用紙から家庭紙や産業包装紙などに方針を転換していると推測できます。現状、王子製紙は値上げを発表していないので今後どのようになっていくのか注目です。

追記:5月25日付で王子製紙も値上げを発表しました

王子製紙もとうとう値上げを発表しました。

7月1日出荷分からです。

価格は15%以上値上げになります。王子製紙のみが正式発表していませんでしたがついに値上げを発表しました。