【2023年9月最新情報】ティッシュの値上げはいつからか?原因や理由について紙問屋の浜田紙業が解説します!

2022年から2023年1月~2月そして春先(4月)にかけてティッシュ値上げの発表が相次いでいます。

ティッシュですが大手製紙メーカーのシェアが非常に高いです。

メーカーによっては値上げ幅の少ない商品も在庫・販売しています。
また、弊社では値上げに備えて事前に大量仕入れを行なっているため値上げを抑えられている商品もあります。

2023年1月から大手製紙メーカーは大きくティッシュの値上げします!
仕入れの参考にしていただければ幸いです。

浜田紙業はティッシュやトイレットペーパーなど紙の代理店です。

現状値上げをしていないティッシュやトイレットペーパーなど紙製品も扱っています。

値上にお困りの業者様はお気軽にお問い合わせ下さい!

ティッシュの値上げはいつから?

ドラックストアやホームセンターなど小売店でよく見かけるティッシュの製紙メーカー四社(王子ネピア・カミ商事・大王製紙・日本製紙)を図で比較しました。

浜田紙業はネピアとカミ商事エルモアの代理店です。

2023年1月~製紙メーカー大手3社も新たに値上げになります。大幅な値上げです。

大王製紙も1月に20パーセント以上の値上げに踏み切ります。

2023年1月にティッシュの価格が実際に上がったのですが2023年4月に再値上げを検討している大手製紙メーカーもあります。

実際に中小メーカーでは2023年4月からティッシュの再値上げを行なうところもあります。

下記は2023年の値上げ予定です。

いつから値上げ幅ソース
大王製紙エリエール1月21日20%以上大王製紙HP
日本製紙クレシア2月1日15%以上日本製紙HP
王子ネピア1月21日20%以上王子ネピアHP
カミ商事エルモア1月出荷分15%以上カミ商事HP

2023年3月~4月にかけて大手・中小の製紙メーカーで再値上げに踏み切るところがあります。

大手製紙メーカーの値上げですが発表の時期よりも商談等によっては値上げが遅れることがあります。

実際に各製紙メーカーが様子を見ながらタイミングを見ているので値上が遅れていると聞いています。

2023年は確実に1月から2月にかけて値上が行われ実際に紙問屋の浜田紙業にも2023年の見積がきてお客様に修正連絡を行なっています。

今後も値上げ時期については注視していきます。

2023年9月の状況

値上げがひと段落して市場に在庫が余ってきている状況です。

中国のソフトパックティッシュの輸入が増えていることが要因の一つです。

メーカーによっては条件を出して販売しようとしているところもあるようです。

値上げは浸透したが在庫が余ると工場の生産や倉庫の保管料などの影響で在庫を捌きたいという思惑もあるのです。

過去の値上げ案内記事です!

ティッシュ値上げ

中小メーカーでもティッシュの値上げを発表するメーカーが増えてきました。

2023年6月に値上げする中小メーカーから見積案内が来ました。

写真は実際のメーカーからの過去の公式案内分です。

ティッシュの値上げ幅は?

値上げの幅ですが2023年の場合は20%以上になります。

例えば5個パック240円のティッシュが20%値上げとなると300円になります。

日本人はティッシュの消費量が世界一と言われており、20%の値上げは地味に家庭に影響を及ぼします。

2022年の値上時には15%の値上だったのですがそこから20%の値上となり大幅に値上がりすることが分かります。

実際に小売店で店頭売価を見てきました。

2023年2月に卸価格は上がったのですが店頭売価を上がっているのか?

3月くらいから在庫もなくなり店頭売価も上がると言われており色々な小売店(ドラックストアやホームセンター)を視察に。

売価を確認すると確実にティッシュの店頭売価が上がっています。

価格を抑えている小売店もあります。

(値上げを抑えているところはおひとり様2パックまで等、数量限定で販売しているところが目立ちました。)

200Wのティッシュが最安で248円だったのが328円で売っているのを見ると確実に値上げが浸透していることが分かりました。

値上げの理由は

〇原料高

〇輸送コスト高

〇円安

この3点が挙げられています。特に2023年の値上の場合は円安の影響が大きいです。

原料自体が高騰していることとガソリン等の燃料値上げにより輸送費や工場の機械を動かす際にかかる経費が増大していると浜田紙業と付き合いのある製紙メーカー担当者に聞きました。

ガソリンの値上げが様々なところに影響が出ています。

その他の理由としてはメーカーの公式案内を引用すると

ウクライナ問題やコロナ、円安の影響で副資材であるフィルムやカートン・ダンボールの高騰によるコスト増も挙げられています。

円安の影響について

実は2022年10月~2023年の値上げは円安の影響がかなり大きいです。

2022年9月8日現在144円台前半まで上がっています。

とある大手製紙メーカーの営業マンから聞いたのですが1円円安が進むと5~6億円近く利益がなくなるというのです。

というのも製紙メーカーは原材料(木材チップ・石炭・石油など)は輸入に頼っていることが多く円安がそのまま製造に影響を及ぼしているのです。

今後も円安は続くと言われており、ますます紙の価格が上がっていきそうです。

お得なティッシュは?

家庭紙在庫

意外と知っているようで知らない人も多いティッシュの量について説明します。

150組300枚のティッシュ(150Wティッシュと言われます)が安売りの目玉なのですが

実は200組400枚(200W)のティッシュの方がお得です。

1枚当たりの価格を比較してみます。

下記はスタミナのあるエルモアティッシュです。

エルモア200組ティッシュ

とある小売店の例

150組300枚 240円 1組当たり 1,6円

200組400枚 290円 1組当たり 1.45円

ティッシュは安売りの目玉になり安いので上記の価格はあくまで目安ですが200組400枚のティッシュを購入した方がお得であるケースが非常に多いです。

節約術は下記でも記載しています。

日本人のティッシュ消費量は世界一!その理由とティッシュの節約術を解説!

景品粗品でティッシュを配る企業のお声

実際に浜田紙業では景品粗品でティッシュを大量に必要としている企業向けにボックスティッシュを販売しています。

値上げの際に言われることは価格のことよりも

最近は

「日用品全般値段が上がっているのでティッシュを粗品で渡すといつもより喜ばれる」

「値上げはしょうがないので安定供給を続けてほしい」

という声が多いのも事実です。

紙製品に限らず物価高が続いており、上記のような捉え方をする企業のお声でした。

浜田紙業は問屋としてお客様にしっかりと安定供給できるよう市場の状況を見極めていきます。

ティッシュの在庫について

ティッシュの在庫

浜田紙業では大量にティッシュを在庫しています。

企業様のイベントや家庭用として大量注文から1ケース販売まで請け負っています。

特に企業様のイベントでティッシュは非常に人気なので在庫を切らすことなくお求めやすい価格で安定供給を続けていきたいと考えています。

値上げのタイミングでティッシュをもらえると喜ばれるかもしれませんね。

その他紙製品の値上げについて

トイレットペーパーについてはこちらに記載しています。

トイレットペーパーの値上げはいつからか?原因や理由2022年の現状について解説します

ペーパータオルの値上げはこちらです。

2022年ペーパータオルの値上げはいつから?製紙メーカーの動向を調べてみた

紙おむつの値上げはこちらです。

紙おむつの値上げはいつからなのか?花王のメリーズが2022年4月1日出荷分から値上げを発表しました

ティッシュの販売について

企業様からは直接お問い合わせ頂くことが非常に多いです。もちろん個人のお客様も購入可能です。

ケース数や配送先など打ち合わせ後の発送が可能です。

企業様は一度こちらをご覧ください。

浜田紙業の企業問合せフォーム

 

下記は紙問屋浜田紙業が運営する公式通販サイト紙の宅配便です。

カード決済に対応しています。

ティッシュの一覧がありますので是非一度ご覧ください。

浜田紙業の公式通販サイトです

まとめ

2022年に値上げをしたティッシュですが2023年1月~2月にかけて20%以上値上げに踏み切るメーカーが続きます。

今後の動向を見守っていきたいです。