2025年4月21日出荷分より、王子ネピアの家庭紙製品の価格が現行価格より10%以上値上げされることが発表されました。
浜田紙業は王子ネピアの代理店です。本日公式文書にて案内がありました。
本記事では、その背景と今後の展望について詳しく解説します。
値上げの背景にあるコスト上昇
王子ネピアは、事業構造の転換を含めた自助努力を進めてきましたが、家庭紙事業を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。特に以下の点が価格改定の主な理由として挙げられています：
- 原燃料および物流費の高騰 原油価格の上昇や物流費の増加により、製造や輸送にかかるコストが大幅に増えています。
- 人件費の上昇 国内外で人件費が上昇しており、これに対応する必要があります。
- 環境への配慮と社会的責任 サプライチェーン全体の権利保護や環境負荷低減など、社会的な責任を果たすための投資が増大しています。
引き続き品質と環境負荷低減を重視
王子ネピアは値上げを行う一方で、以下の取り組みを継続していくと表明しています
- 品質の向上
- 環境負荷低減商品への注力
- 安定供給責任の履行
対象製品と改定時期
今回の価格改定は以下の条件で実施されます：
- 対象製品：ティッシュペーパー、トイレットロールなどの家庭紙製品全品
- 改定時期：2025年4月21日（月）出荷分より
- 改定幅：現行価格より+10%以上
ネピアの工夫
王子ネピアさんではティッシュのケース入数を増やしたり、箱のコンパクト化に取り組んでいます。
詳細は上記の記事をクリックしてください。ネピアさんの工夫が記載されています。
その他製紙メーカーの動き
王子ネピア以外でも春先の値上げに動いている製紙メーカーも聞いています。しかし今回いち早くネピアが発表したことで他社も追随する可能性が出てきます。今後の動きが注目です。
紙製品の値上げについて
下記は紙製品の値上げについてまとめています。
法人様ネピア品の販売について
浜田紙業は王子ネピアの代理店です。
直接浜田紙業へ電話や問合せフォームからの問い合わせも可能です。
カード決済やアマゾンペイをご利用の場合は下記の浜田紙業公式通販サイトからの購入も可能です。
まとめ
原燃料費や人件費の上昇、環境への責任など、企業が直面する課題は年々複雑化しています。王子ネピアの今回の決断は、これらの課題に対応しつつ、持続可能な事業運営を続けるためのものです。
価格改定の詳細については、今後価格が決定した時点でお伝えしていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある１９５０年６月創業７２年紙問屋浜田紙業（株）の浜田浩史です。浜田紙業（株）はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙（グリーンパーチ）、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
紙問屋ならではの業界情報をいち早くお客様に届けていきます！紙の専門家として経験を活かし紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください！
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