大手製紙メーカーの王子製紙が印刷用紙や情報用紙の値上げの発表を行いました。
すでに家庭紙と呼ばれるティッシュやトイレットペーパーの値上げは各製紙メーカーから発表されていたのですが、印刷用紙や情報用紙も値上げの発表です。
値上げ幅は?
値上げ幅は+5%です。
印刷用紙 現行価格 +5%以上
情報用紙 現行価格 +5%以上王子製紙HPより引用 引用元URL:https://www.ojipaper.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/KAKAKU.pdf
過去の値上げ(10%~15%増)に比べて、2024年4月の物流問題に起因する値上げは5%となっています。
いつから?
7月1日出荷分から値上げと発表がありました。
しかしながら他社の状況を見ながらの値上げになってくるのではないかと思われます。
浜田紙業が印刷会社に値上げの見積りを出したのは10月からです。
値上げの理由は?
昨今の不安定な世界情勢による原燃料価格の高止り、さらに物流 2024 年
問題への対応に伴う物流コスト高騰、人手不足が深刻化する中での人員確保に向
けた待遇改善および賃上げによる労務費上昇など王子製紙HPより引用 引用元URL:https://www.ojipaper.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/KAKAKU.pdf
今回新たに物流2024問題への対応という文言があります。
トラックドライバーの残業規制の影響で物流費が高騰している。という話を聞きます。
生活への影響
印刷用紙はチラシ等の紙です。
販促等で使用する印刷用紙の値段が上がると、最終的にはチラシを受け取る消費者に価格が転嫁され影響を受ける可能性が高いです。また、企業等で使用するコピー用紙も値上げとなるのでますます紙離れが加速するのではないかと言われています。
その他紙製品の値上げについて
生活に直結するティッシュやトイレットペーパーはすでに値上げが発表されています。
詳細は下記の記事をご覧ください。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
紙問屋ならではの業界情報をいち早くお客様に届けていきます!紙の専門家として経験を活かし紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
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