魚を包む緑の紙であるパーチ紙製造工場見学で分かったことをまとめました。


魚を包む緑の紙を製造している会社の工場見学へ!

 

有意義な見学となりました。特殊紙を製造している製紙工場へ見学に行きました。

まずは担当の方より工場や耐水紙の説明です。

分かったことをまとめてみました。

耐水紙の特徴は?

普段浜田紙業が販売している耐水紙は魚の血やドリップを緩やかに吸収することを目的として作られた商品です。あくまで余分な水分や魚の血やドリップを緩やかに吸収する紙となっています。

巷に売られている耐水紙と呼ばれるものと強度を比べると、適度のサイズ度とWS強度を付与耐水強度Wet/Dry比 30%以上となっております。

なんのこっちゃ?と思いますが、巷に売っているような耐水紙はWet/Dry比はおよそ10%程度なので比較すると3倍以上の強度を誇る紙となっております。鮮魚包装紙としての使用が一般的です。築地や様々な魚市場で使用されています。全国で製造している製紙メーカーが少なくニッチな紙となっています。

なぜ耐水紙は緑色なの?

なぜ耐水紙は緑色なのか?疑問に思っていました。実は白色の耐水紙も存在するのです。白色の耐水紙は緑色と同等品で魚の血やドリップを穏やかに吸収することを目的としています。白色の耐水紙で魚を包んだ時に白い紙の場合ドリップや魚の血が目立ちます。ドリップを目立たないようにして清潔感を保つために緑色が採用されているとのことでした。つまりグリーンパーチ紙の他にホワイトパーチ紙も存在しているのです。

ちなみに赤の反対色は緑となっており、魚から出る血やドリップを目立たせないようにするために緑色にしているとのことでした。身近な魚ではマグロでしょうか。マグロの赤身等を包むときににじみ出る血を目立たないようにと緑の紙を使用しているのです。ちなみに究極の熟成梱包津本式血抜きで血抜きをした魚は包装紙に血がつかないのか?気になるところです。

↓ホワイトパーチです↓

逆に血が目立っても良いと考える人もいるようでその場合は白色の耐水紙を使用しています。効果や効能は緑色の耐水紙と変わりありません。以前は関西地方ではホワイトパーチを使用していたという話も出ています。

これだけ鮮やかな緑色だと「色写り色落ちしないの?」と思うかもしれませんが、よほどのことがない限り色写りしない顔料着色となっています。

 

魚を包む耐水紙はなぜ誕生したの?

そもそも鮮魚を包む包装に特化したグリーンパーチ紙はなぜ誕生したのか?メーカーの担当者に尋ねたところかなり昔の話なので定かではないと前置きしたうえでもともとパーチメント紙を使用していたとのことです。

 

パーチメント紙とは?

パーチメント紙とは耐水性と耐油性に優れた紙です。詳しくは下記の画像をクリックしてください。

 

つまり魚を包装する紙はパーチメント紙から耐水性機能だけがある「疑似パーチメント紙」ということになります。なぜ疑似パーチメント紙を作るようになったかというと、コスト面の問題が大きいようです。耐水性と耐油性を強化したパーチメント紙は費用が掛かるため耐水性のみを加えた紙が現在のグリーンパーチと呼ばれる紙となりました。

耐水紙の販売は?

浜田紙業は耐水紙の販売をしています。個人向けに小ロットでの販売も行なっておりますのでお気軽にお問い合わせください!

詳しくは画像をクリックしてください!