最近、クマやイノシシの被害が深刻化しています。弊社が所在する石川県でもクマ出没が非常に多くなっており注意報が発令されています。
出没が増えるに伴いこのような問い合わせが多くあります。
〇クマやイノシシを包む包装できる紙を探している
〇イノシシの肉を切って包む大きめの紙はないか
〇包装紙は生ごみ処理機で分解できるのか?
上記の問い合わせが主に自治体からあります。実際に弊社では主に魚を包む緑の紙グリーンパーチと業務用の茶色クラフト紙を提供しています。詳細について記述します。
グリーンパーチ紙について
魚を包む紙で使用することが多いグリーンパーチ紙ですが肉にも使えます。写真は肉の切り身を包んで保存しローストビーフを作った時の写真です。肉の場合もほどよくドリップを吸収してくれました。ペタッと肉に紙が貼りつきますが耐水性に優れており紙が破れることはありません。
お客様からの問い合わせで多いのは
「いのししの切り身を包みたいのですが?」
「どれほど血を吸収しますか?」
「生ごみ処理機でグリーンパーチは分解しますか?」
「大きいサイズの紙はありますか?」
という質問があります。
「いのししの切り身を包みたいのですが?」
「どれほど血を吸収しますか?」
⇒切り身を包む分には問題ありません。実際にジビエ料理店でもグリーンパーチは使われております。血の吸収ですが、この紙は程よくドリップを緩やかに吸収します。湿度を保って新鮮さを保ちつつ吸収するのが特徴です。滴る血を吸収するというよりかは保存や熟成の際に自然に出てくるドリップや血を吸収するイメージです。
「生ごみ処理機でグリーンパーチは分解しますか?」
⇒製造工場に確認したところ紙なので分解は可能との回答でした。しかしながら生ごみに比べて分解速度は遅いので実際に使用している生ごみ処理機で試してみることをお勧めします。
「大きいサイズの紙はありますか?」
最大サイズで1mを超えるグリーンパーチもあります。こちらの紙ですが最大サイズでマグロやブリなど大型魚で使用することが多いです。イノシシやクマなどの大型動物に使えるかもしれません。
茶色クラフト紙について
茶色のクラフト紙ですがこちらは包装紙としての用途があります。A4サイズやA3サイズの紙は巷に売っていますが大きい包装紙というのは意外と売っていません。中でも1.8×1.2mの茶色の両更クラフト紙は浜田紙業が特注で製造している紙です。主に機械や資材を包む紙なのですが動物の肥料や加工したイノシシなどを捨てる際の包装紙として使われることがあります。
紙ですので環境に優しく、また大きいサイズで使い勝手が良いと言われることがあります。
まとめ
最近では害獣被害が増えるにつれてこのような問い合わせが増えるようになりました。
大きめの包装紙をお求めの際はお気軽にご相談ください。こちらのショッピングサイトからも購入可能です。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
紙問屋ならではの業界情報をいち早くお客様に届けていきます!紙の専門家として経験を活かし紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
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