紙で手を切るとなぜ痛いのか?
浜田紙業(株)も紙を扱っており、紙で手を切ってしまうことがあります。
大したケガではないのですがなんか痛いですよね。なぜ紙で手を切ると痛いのか理由や予防方法を調べました!
紙で手を切らないようにする予防や対策は
軍手や手袋、指サックをして作業を行なうのが良いでしょう。しかしながら、毎回軍手や指サックができるわけでもないので、ハンドクリーム等を使うのも良いでしょう。一番良いのは手を怪我しないように注意を向ければよいのですが、怪我をするときはふとした瞬間が多いです。気を付けましょう!
ワセリンや軍手も効果的です。紙の扱う方法にもよるので予防方法を使い分けましょう!
治療方法は
私もよく手を切ってしまうのですがワセリンをぬって絆創膏をするのが一番回復が早いです。昔は、「傷は乾かして治せ」と言われていましたが、傷口から出るぐちゅぐちゅの液が傷を治すのには効果があるのです。湿度を保つためにもワセリンと絆創膏で対応しましょう!湿潤療法というのですが詳細はこちらをご覧ください。
逓信病院さまのHPに移動します。 湿潤療法について
なぜ紙で手を切ると痛いのか?
調べたところ下記の理由がありました。
〇手には神経が集中している。侵害受容器という圧力や温度を感じる仕組みがある。
手を怪我した場合、脳は腕や足を怪我したときの10倍も意識を向けます。そして当然、意識を向けるということは、痛みも気にかかるということです。
さらに、指先はより痛みを感じやすい部位でもあります。身の回りのあらゆるものに触れるため、指先と手のひらには「侵害受容器」という、圧力や温度を感じる仕組みが備わっています。
引用元:ログミーBiz 引用元URL:https://logmi.jp/business/articles/169105
上記に非常に分かりやすくまとめてある記事がありました。確かに足などを怪我したときに比べて、手のケガというのは視覚的にも見えるので痛みが気になります。足の膝の傷などはいつの間にか治っていることが多いのですが手のケガというのは嫌でも目につくので痛みも気になりますね。
侵害受容器という言葉も初めて知りました。日本ペインクリニック学会のHPに非常に分かりやすい記事がありました。
侵害受容器とは痛みを起こす刺激(侵害刺激)の受容器です。前述の、熱刺激・機械刺激・化学刺激の受容器がこれにあたります。侵害受容性痛には、「つねった時痛み」・「熱いものに触った時の痛み」など病的な意味を持たない痛みと炎症による痛み(炎症性痛)が含まれます。侵害受容器を介さない痛みとしては、神経障害に起因する痛み(神経障害性痛)があります。
引用元:一般社団法人 日本ペインクリニック学会HP 引用元URLはこちらをクリックしてください。
なにせ痛みを感じやすい部位が手であることが分かりました。手というのは非常に大事な体の部位で守るためにも手は痛みを感じやすい部分になっているのですね。
〇紙はのこぎりのようにギザギザしている。
そして紙はパルプの集合体でできており、ナイフのように真っすぐではなく、ギザギザのこぎりのようになっています。ギザギザのため手を切った際に余計に痛みを感じてしまいます。仮説ですが、紙は見た目には真っすぐなのですがパルプ繊維の集合体のためギザギザになっているのだと思われます。
〇血が出ないため回復が遅い
痛みの出る部分まで手は切れてしまうのですが、血が出ない場合が多いです。そのため、傷の治りが遅く痛みが続いてしまうことが多いです。厄介ですね。
まとめ
〇手は神経や痛みを感じやすい部位である。
〇紙はギザギザしていて手を傷つけやすい
〇血が出ないので回復が遅い
上記のことが分かりました。手というのは非常に繊細で大事な部分です。ハンドクリームや指サックをするなど対策できると良いですね。
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この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
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