お客様よりグリーンパーチ紙で巻いた食品を冷凍しても大丈夫なのか?というお問い合わせが何度かあり、実際に実験してみました。仕立てした魚を冷凍する際にグリーンパーチ紙を使用するお客様もいます。
ちなみにですがグリーンパーチ紙の製造工場に冷凍して使用できるかどうか確認したところ「冷凍保存を仮定して製造はしていない」との回答でした。
しかしながら実際に冷凍庫で保存しているお客様もいるので鶏肉で試してみます。冷凍庫に保存します
冷凍庫で保存した鶏肉です。早速、中を確認してみます。紙は冷凍したところでそれほど変わっていないような印象を受けますが、写真を見ると霜が降りてきているのが分かります。
肉から出るドリップや血が凍っていて紙にくっついていますが肉の表面が平らな部分はゆっくり剥がすことできれいに剥がせます。冷凍状態でも肉に接している部分は表面の水分を吸収している様子がわかります。
しかしながら鶏ももの肉と肉の重なる部分(平らではない場所)では肉同士で紙が噛んでしまいちぎれてしまいます。表面が平らな魚では問題はなさそうですが、肉や魚が凹凸状態のところに包装紙を巻き冷凍状態で紙を剥がそうとすると紙が破れることが分かりました。
自然解凍するとグリーンパーチは剥がれるのか?
自然解凍した後にグリーンパーチを剥がすと紙がくっつくことなくきれいに取ることができました。冷凍で魚や肉が送られてきて包装紙で包まれている場合は少し解凍してから剥がすのが良いと言えるでしょう。
グリーンパーチ紙を巻いて冷凍する際は「自然解凍後包装紙を解く、凹凸状態のない魚や肉で使用する」ことが必要になってくることが分かりました。なので冷凍の際は魚の方が凹凸が少ないので向いているかと思います。
自然解凍後焼いて食べます。冷凍保存なので冷蔵庫に比べて長期保存が可能です。
グリーンパーチ紙を冷凍するとどうなるのか?

実際にグリーンパーチ紙を冷凍した実験です。
マグロも使っているので良かったらご確認ください。
今後もグリーンパーチ紙を使った実験をしていきます。

この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
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