トイレにティッシュを流すと詰まる理由は水に溶けないからです。原因や対処方法をまとめました

トイレットペーパーはトイレに流しても良いのにティシュはなぜトイレに流したら駄目なのか。

ティッシュはなぜ詰まるのか?

同じ紙なのにトイレットペーパーはなぜ詰まらないのか?

原因を調べたところティッシュとトイレットペーパーの製造過程に原因がありました。

ティッシュとトイレットペーパーの違いについて

過去にティッシュとトイレットペーパーの違いを動画でアップしています。

トイレットペーパーは水に浸かるとバラバラになりますがティッシュはバラバラにならずそのままです。

実際に下の画像で説明します。

ティッシュペーパーの場合

実際にバケツをトイレに見立ててティッシュをかき混ぜてみます。

ティッシュは水に流れません

ティッシュを水に溶かします

ティッシュは水に溶けません

ティッシュの原型をとどめています。

水に濡れても塊のままで溶けていない様子が分かります。

トイレットペーパーの場合

それではティッシュと同様にトイレットペーパーを混ぜるとどうなるのでしょうか?

トイレットペーパーです

トイレットペーパーがほつれます

トイレットペーパーが水に流れます

トイレットペーパーを水の中でかき混ぜると写真のようにバラバラになります。

トイレットペーパーは水に溶けるというよりかは、バラバラになるように作られているということです。

ですのでトイレットペーパーをトイレに流しても詰まらないのですね。

勿論大量にトイレットペーパーを流すと詰まるので注意が必要です。

ティッシュとトイレットペーパーの違いについて

過去にこのようなブログを書いていました。

クリックするとブログへ移動します。

トイレットペーパーとティッシュの違いについて調べてみた。トイレに流せる理由は?

ティッシュペーパーは水を含んでもほぐれずに強く、水にほぐれやすく出来ているのがトイレットペーパーです。
どちらも、パルプの溶解から乾燥までの工程はほぼ同じで、繊維と繊維を結合させる樹脂(湿潤紙力増強剤)を入れて破れにくくしているのがティッシュペーパーです。トイレットペーパーの方は代わりに澱粉を使ってほぐれやすくしています。

*引用元 ハヤシ商事(株)HPより

樹脂を入れて破れにくくしているのがティッシュペーパーです。

ティッシュは鼻をかむときに使う用途があるので、バラバラになると困りますね。

ちなみにティッシュとトイレットペーパーのパルプの長さにも違いがあります。

木材は広葉樹と針葉樹に分類され、針葉樹のパルプ繊維は、長さ 3~5 mmの長い繊維であるのに対し、広葉樹のパルプ繊維は長さ 1~2 mmの短い繊維です。

トイレットペーパーは、細かく分散するように、繊維の長さが短い広葉樹から作られています。短い繊維を多く使うことにより、ほぐれやすくし、水に溶けやすくしているのです。

一方、ティッシュペーパーは鼻水などの水分を含んでも破れにくい紙にするために、水に強くしないといけません。このため、繊維が長い針葉樹から作られています。

さらに、湿潤紙力増強剤という薬品を使ってほぐれにくい加工をしています。

☆トレンドピックアップ 引用元URLはこちらです

ティッシュとトイレットの違いです

手書きの画像を私が過去に書いたものです。

ティッシュは長いパルプを使用しており、トイレットペーパーは短いパルプを使用して工夫しているのですね。

詰まった時の対処方法は

1人暮らしをしていてトイレが詰まると焦りますよね。

でもまずは自分で対処できる場合もあります。

こちらに様々な方法が載っているのでご覧ください。

LIXILホームページ

かなり困るトイレのつまり!自分でできる直し方と予防法まとめ

まとめ

ティッシュはトイレットペーパーと製造過程が違うのでトイレに流さないようにしてください。

トイレットペーパーは水に溶けるというよりかはバラバラになります。

ティッシュペーパーは長いパルプを使用して紙力剤でパルプを固めているので水に濡れてもバラバラになりにくくなっています。

 

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