今朝、ヤフーニュースにて
トイレのハンドドライヤー利用再開へ 経団連が指針改定
とありました。コロナ禍により手洗いへの意識が高まりペーパータオルの需要は相変わらず増えています。その中でペーパータオル需要増になった一因がハンドドライヤーの利用停止がありました。菌を撒いてしまうといった理由で全国各地のハンドドライヤーが利用停止になりました。詳細は下記をご覧ください。
ペーパータオルが品薄欠品になっているのはなぜか?原因をタオルペーパーを仕入れて販売している紙問屋が解説します
記事には
経団連が一部改定する新型コロナウイルス感染防止指針に、トイレなどに設置している洗った手を乾かす「ハンドドライヤー」の使用再開を盛り込むことが12日、分かった。ドライヤーを利用してもウイルスを飛散させないとの科学的根拠を確認したという。対象はオフィスや工場などだが、商業施設なども経団連の指針に準拠した感染対策をとっており、再開の動きが広まりそうだ。
今回の件を受けてハンドドライヤーを使うところが増えそうですね。使い捨てのペーパータオルは衛生面を見ると非常に優れているのですがコスト面を見るとハンドドライヤーに比べて嵩みます。しかしながらハンドドライヤーがない生活に慣れてしまい、いざ再開となった場合にどれほどの人が使用するのか?疑問点も残るとのネットの声も発見しました。
専門家からも、「管理された施設のトイレでの感染は極めて限定的で、使用再開方針を理解する」との賛同を得た。ハンドドライヤーの利用を停止することで、手をきちんと乾かさなかったり、洗わないケースが増えると、感染リスクを高めるとの指摘もあった。
一番大切なことは手を洗い乾かすということが大切です。さらに記事を読むと
このため経団連は、ハンドドライヤーの定期的な清掃や消毒を前提に、使用を再開するよう指針を改定する。オフィスや工場などが対象だが、商業施設や外食産業などの業界団体では経団連指針に準拠した対応をとっている。使用環境を考慮したうえでの対応となるが、多くの施設で再開される可能性が高い。
多くの施設で再開される可能性が高いとありますね。
ペーパータオルへの影響はどうなのか?現在ペーパータオルは相変わらず需要が大きいですが、何とか安定供給できているというのが現状です。昨年はペーパータオル不足で安定供給が難しい時期もあったのですが現状は一部納期遅れが見られますが供給可能です。
今回のハンドドライヤー使用再開を受けてペーパータオルではなくハンドドライヤーを使用するところが増えてくると予想されます。しかしながら長い間ハンドドライヤーを使用しておらず、ペーパータオルホルダーに切り替えた会社もあると思います。ペーパータオルは使い捨てなので衛生面では間違いなく優れています。
製紙メーカーはペーパータオルの増産体制を整えているので今回の件も合わせて需要は少しは緩やかになりペーパータオルの供給には問題ないかと思われます。
追記:2021年5月現状ハンドドライヤーが使えるようになっても自粛しているところがほとんどですね。つまりまだまだ、ペーパータオルの使用は増えそうです。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
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