ペーパータオルが品薄になっている原因を解説します
コロナウイルスを機に業務用のペーパータオルが品薄売切れ傾向です。
〇手拭きに対する意識が高まっている
〇ハンドドライヤーが使用中止になった
〇需要に対して供給が追い付いていない
などが挙げられています。
なぜペーパータオルが品薄になっているのか?製紙メーカー各社の動向は?どこで売ってる?紙問屋である弊社が解説します!
Contents
なぜ業務用のペーパータオルが品薄なのか
ペーパータオルとは手拭きとしての需要が多い日用の消耗品です。
主に手洗い後の手拭きとして利用します。コロナウイルス前まではペーパータオルが品薄になるということはなく安定供給が可能でした。コロナウイルス後に品薄や納期遅れが目立つようになってきました。品薄傾向なのはホテルや介護施設など業務用ですのでホームセンターやドラックストアでは割と売っています。
手洗い手拭きに対する意識が高まっている
コロナウイルスを機に予防としてマスクや手洗いの徹底が挙げられます。当然ですがハンドソープを使用して手を洗う場面が増えハンカチではなくペーパータオルで手拭きを行なうパターンが増えています。ハンカチの場合は一度使うと菌が繁殖する可能性が高くペーパータオルの方が使い捨てのため清潔で安心です。実際に弊社が販売しているペーパータオルは200枚入りが40個入りで大量に入っているのでコロナウイルス前は病院や介護施設、会社関係など法人向けの販売がほとんどでしたが、コロナウイルス後はインターネット通販を通じて個人のお客様からも注文が入るようになりました。
ハンドドライヤーの使用停止
コロナウイルス以降、病院や各施設などのハンドドライヤーが日本全国一斉に使用停止になりました。実際にハンドドライヤーを使う機会がなくなり、代わりにペーパータオルホルダーが置かれているケースが目立ってきました。
そもそもハンドドライヤーは菌をまき散らすのか?経団連のガイドラインについて産経新聞の12月2日付の記事がありました。参考URLはこちら
要約すると
〇ハンドドライヤーを使用中止している例は他国にはなく手をしっかり洗えば手にウイルスがついていないので衛生上問題ない。との意見が出てハンドドライヤー再開の方針で動こうとしており各施設から「いつまでハンドドライヤーを中止にするのか?」という問い合わせが増えていたが反対意見や第3波がきていることなどを理由にハンドドライヤーを引き続き中止にすることになった。と書いてあります。
その結果、今回のガイドラインでも、「ハンドドライヤーは利用をやめ、共通のタオルを禁止し、ペーパータオルを設置するか従業員に個人用タオルを持参してもらう」という5月に示した内容を踏襲するしかなかった。 *産経新聞 記事のURLはこちら
つまりハンドドライヤーは使用停止状態が続きます。
実際にペーパータオルを製造する製紙メーカーの話では、誰もが知っている全国にある有名な施設ではトイレのハンドドライヤーからペーパータオルへの移行が始まっており、ペーパータオルホルダーとペーパータオルが大量に供給されているとの話を聞きました。
需要に対して供給が追い付いていない
コロナウイルスを機にペーパータオルの需要は伸び続けています。実際に大手の法人向け通販サイトではペーパータオルが売り切れ状態になっています。10月ごろに大手製紙メーカーがペーパータオルの納期遅れの通達がありました。実際に1社がペーパータオルの生産が追い付かなくなると中小のメーカーにも影響が出てきます。製紙メーカーは増産のため設備投資をしていますがすぐに増産できるものではなく品薄状態や納期遅れが続いています。
コンテナ便がない
ペーパータオルの中でも東南アジアで生産しているハンドタオルがあります。現在生産国には商品があるのですがコンテナ便がなく日本に輸入されないという状況が発生しています。実際に弊社にもハンドタオルの入荷が遅れており倉庫にある在庫で対応しています。このようなことも品薄に拍車をかけています。
いつまで品薄状態は続くのか
4月~7月くらいに解消するのではないか?と製紙メーカーの担当者から聞きました。
〇ペーパータオルの増産体制が整う
〇各社がペーパータオル事業に参入している
上記の理由が挙げられます。7月ごろに大王製紙があらたにペーパータオルの三島工場にてペーパータオル増産すると発表がありました。
また印刷用紙の需要減に伴い、製紙メーカー各社が印刷用紙からペーパータオルの生産にシフトチェンジしている例が相次いでいる。製紙メーカーの中にはパルプ100%の商品のみを生産していたが古紙再生紙のペーパータオル生産を行なっているところも増えています。
ペーパータオルはどこで買えるのか?
実際にドラックストアやイオンなどにペーパータオルは販売しています。個人向けのペーパータオルに関しては購入可能です。法人向けの需要が増しており、大手の通販サイトを見ていると売り切れが相次いでいるようです。
そんな中、弊社では数社の製紙メーカーと取引をしており切らすことなくペーパータオルを安定供給しています。パルプや再生紙、小判・中判サイズ各種ご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
上記の商品は12月に大量入荷したペーパータオルです。まだまだ在庫があります。直接の問い合わせやカード決済にも対応しています。カード決済の場合は下記のバナーをクリックしてください。ショッピングサイトへ移動します。
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この記事を書いたのは石川県金沢市にある創業70年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、ペーパータオル、魚を包む紙など特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。紙の専門家として紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
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