化学物質過敏症はトイレットペーパーの香料や再生紙ロールでかぶれや体調不良などアレルギー反応が出てしまうと聞きました


浜田紙業は紙問屋なのですが、時折、化学物質過敏症のお客様から問い合わせがあります。

特に問い合わせが多いのは

  • トイレットペーパーは無香料。(香料付きは不可)
  • ピュアパルプ100%(古紙ロール不可)
  • メーカーから入荷した状態でガムテープでダンボールの隙間を埋めて発送してほしい

こういった問い合わせがきます。最近上記の問い合わせが増えているので下記に理由等を記述しました

トイレットペーパー化学物質過敏症の関係について調べました。

化学物質過敏症について非常にわかりやすく書いてある記事がありました。弊社は石川県に所在しているので石川県のHPを参考にしました。

化学物質過敏症は、洗剤、柔軟仕上げ剤、芳香剤、香水、建材などの日常生活で私たちが何気なく使用しているものに含まれる化学物質に接触することで、頭痛や全身倦怠感、不眠など多岐にわたる症状があらわれることがある病気です。

未解明な部分の多い病気ですが、化学物質過敏症へのご理解、ご配慮をお願いします。

*石川県公式HPから引用

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenkou/allergy/about-kagakubushitukabinsyo.html

石川県で化学物質を使わない家作りを行なっていることで有名な沢野建設工房の澤野専務に話を聞いたところ、年々シックハウス症候群など化学物質アレルギーに悩んでいるお客様が増えており、澤野建設工房にも問い合わせが多くなっているという話を聞きました。こちらに詳細が記載されています。沢野建設工房HPはこちら

トイレットペーパー化学物質過敏症について

弊社にもトイレットペーパーの問い合わせの中で

  1. 無香料のトイレットペーパーが良い
  2. ピュアパルプ100%のトイレットペーパー(再生紙トイレットペーパーは不可)
  3. メーカーから取り寄せた状態でほしい(ダンボールのまま)

こういった問い合わせが多くあります。理由を調べてみました。

①無香料のトイレットペーパーについて

化学物質過敏症は洗濯の際に使用する柔軟剤や芳香剤、香水など普段何気なく使用しているものに接触することで症状が起きる事例が多いとあります。香り付きトイレットペーパーかぶれるなどアレルギー反応が起きてしまうことがあるようです。トイレットペーパーにも最近は香料付きのものが多く販売されていてもちろん香料付きのトイレットペーパーを好む方がおられる一方で「香り付きはNG」というお客様もおられます。香りは製造過程の中で紙に塗り付けたり染みこませたりとメーカーによってさまざまな方法があります。

もちろん無香料のトイレットペーパーも存在します。

ネピアのネピネピトイレットは無香料のトイレットペーパーとなっています。

ここで一つ問題が!

いくら無香料のトイレットペーパーとはいえ匂いがついてしまうことがあるのです。それはホームセンターやドラックストアでは香料付きの商品と無香料の商品が横並びになって並んでいることが多々あります。

これはどこの小売店でも見られる光景です。この場合は店舗としては隙間なくならべるのが当たり前なのですが、香料付きのトイレットペーパーの隣に無香料のトイレットペーパーがあると匂いがついてしまうのです。

☆紙というのはパルプ繊維の集合体で小さい無数の穴が空いています。

匂いの強い商品の近くにトイレットペーパーやティッシュなどの紙製品を置いておくと匂いが移ることがあるのです。紙は匂いが移りやすいです。

また、外装のフィルムはわずかに空気を通すためビニール袋に入っていても匂い移りが起きてしまうのです。お客様から実際に小売店の商品は買えない。その理由にはこういった原因があります。

②ピュアパルプ100%のトイレットが良い?

それでは香料がなければよい?と言われるとその他にもピュアパルプ100%の商品を希望されるお客様が多いです。ピュアパルプやフレッシュパルプ100%とは

木材(針葉樹・広葉樹)を原料とし、新しく製造して、まだ一度も紙にされたことのないパルプのことをフレッシュパルプといいます。 ネピアHPより抜粋

古紙になぜ過敏に反応してしまうのか。調べてみたところ古紙ロールの場合は印刷した紙や牛乳パック、新聞紙、切符、オフィスペーパーなど様々なところで使用した古紙が回収されトイレットペーパーになります。製造過程の薬品(漂泊過程)や回収した古紙を使うことで過敏に反応してしまう方もいるとのことです。(これはお客様の話をもとに記述しています。)

③ダンボールの状態で購入する

①で匂い移りの関係でダンボールの状態で購入するお客様が増えており弊社にも問い合わせが来ます。

化学物質過敏症の話を聞いてから弊社では香料トイレットペーパーの近くに無香料のトイレットペーパーを置かないようにしています。またお客様のご要望があればガムテープで写真のように隙間部分を埋めています。

しかしながら100%の対応とはいえません。弊社に商品が来るまでにメーカー倉庫にて商品は保管されます。その時の保管状態や運ばれてくるトラックに匂いの強いものと一緒に運ばれる可能性があります。そして弊社からお客様のもとに出荷する際に運送会社には匂いの強いものとは一緒にしないでほしいと伝えてはいますが100%かというと難しい部分があります。

先ほども述べましたがダンボールも紙ですので匂いや水分を吸収しやすいのです。実際に梅雨時にはダンボールから湿気の匂いがしたりする経験はないでしょうか。しかしながらできる限りメーカーから入荷した状態でお客様に商品を提供できるよう努力する所存です。

まとめ

トイレットペーパーを購入してから天日干しをするというお声を聞いたことがあります。普段何気なく使用しているトイレットペーパーで困っている人がいるという事実を少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い記事にしました。現代社会ではありとあらゆるところに化学物質が存在しています。また化学物質により苦しんでいる人もいることを知りました。弊社はティッシュやトイレットを扱う紙の総合商社です。今後もお客様のお役に立てるよう精進します。

 

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