トイレットペーパーの備蓄はどれくらい必要?災害時の目安や備蓄理由について記述します

防災用トイレットペーパー

2024年1月1日に起きた能登半島地震や南海トラフ地震の注意報など地震に対する防災意識が急速に高まっています。浜田紙業にもダンボールベッドや防災用トイレットペーパーの問合せが非常に多く来るようになりました。そこで今回は防災備蓄グッズの紹介をさせていただきます。

☆画像は弊社でも販売している丸英製紙さんのトイレットペーパーです。丸英製紙さんのURLはこちらです。

10年保証 備蓄用トイレットペーパー | 有限会社丸英製紙ホームページ
10年保証の備蓄用トイレットペーパー。災害備蓄用に開発された長期保存可能なトイレットペーパーです。200m×12ロール安心の日本製です。

トイレットペーパーの備蓄が必要な理由について

  1. 物流の停止・混乱
    大規模な地震が発生すると、道路や交通インフラが損傷し、物流が停止することがよくあります。このため、物資の供給がストップし、店舗でのトイレットペーパーなどの日用品が手に入りにくくなる恐れがあります。災害後にすぐに手に入らない可能性を考えると、一定の備蓄が必要です。工場や問屋に在庫はあるものの運べないことがあります。実際に能登半島地震でも浜田紙業は石川県金沢市に所在しているのですが一時的に物流が途絶えてしまい供給に乱れが生じたことがあります。
  2. 店舗の品不足
    災害後、人々がパニック買いをすることが多く、特に生活必需品であるトイレットペーパーは品切れになる可能性があります。新型コロナウイルスの流行時にも見られたように、非常時には一斉に購入する動きが起こりやすいです。これに備えて、自宅に備蓄があると安心です。コロナの騒動の際は問屋の浜田紙業に直接購入に来るお客様もいたほどです。
  3. 避難所や自宅避難での使用
    災害時には、自宅に留まるか避難所で生活を送る可能性があります。避難所には限られた物資しか提供されない場合が多く、トイレットペーパーもその中に含まれます。避難先での供給が不十分な場合や、自宅避難が長引く場合に備えて、個別に用意しておくことが望まれます。
  4. 衛生環境の確保
    災害後は、上下水道が破損してトイレが使えなくなることもありますが、簡易トイレを使う場合でもトイレットペーパーは必要です。また、衛生状態が悪化すると感染症のリスクが高まるため、清潔さを保つためにも、トイレットペーパーの備蓄が重要です。
  5. 生活の安心感
    災害時には精神的な不安が大きくなりますが、トイレットペーパーなどの生活必需品が手元にあることで、少しでも日常の生活を維持し、安心感を得ることができます。生活の基本的なニーズが満たされることで、他の災害対策にも落ち着いて対応できるようになります。

このように、地震などの災害時におけるトイレットペーパーの備蓄は、物資不足や衛生状態の悪化から家族を守り、混乱の中でも日常生活を維持するために欠かせない準備の一つです。

備蓄の目安について

トイレットペーパーの備蓄の目安は、災害や緊急時に家族が安心して過ごせる量を考慮する必要があります。一般的に、以下のポイントを参考にして備蓄量を決めることが推奨されます。

1. 1人あたりの使用量

  • 平均的な使用量は1人あたり1カ月に約4ロールと言われています。これは家庭での一般的な使用状況を基にした目安です。日本家庭紙工業会が発表した資料を基に算出しています。

 ⼀般的なトイレットペーパーの平均的な利⽤量は、過去のデータをみると、⼀週間程度で1ロールを利⽤しています。これをもとに計算すると、1か⽉では4ロール程度を利⽤しており、4⼈家族の場合には、1か⽉で16ロール程度を利⽤しているのが実態です。
日本製紙連合会 HPより引用
引用元URL:https://www.jpa.gr.jp/file/release/20200302014901-1.pdf

2. 備蓄の目安期間

災害時には、物流の復旧までに時間がかかることが多く、特に1週間以上自宅避難が必要な場合も想定するべきです。最近は倍巻のトイレットペーパーも増えているのであくまで目安です。

  • 1カ月分の備蓄があると安心。家族の人数に応じて必要量を計算します。
  • 家族4人の場合、1カ月でおよそ16ロールが必要になります。

経産省が発行しているウェブマガジンには下記の記載があります。

 経済産業省では、各家庭で日頃から適切な量のトイレットペーパーを備蓄することをおすすめしています。
備蓄の量は約1ヶ月分が目安です。使用量には個人差がありますが、一般的な市販品でいうと、一週間で1人1ロールを消費しています。4人家族では、約16ロールあれば一ヶ月は安心です。また、芯なし、長巻きで作られている備蓄用のトイレットペーパーもあります。こちらは約6ロール分のスペースで1ヶ月分の保管ができます。

METIJournal HPより引用

引用元URL:https://journal.meti.go.jp/p/23121/

3. 収納スペースを考慮

トイレットペーパーはかさばるため、収納スペースがどのくらい確保できるかも考慮する必要があります。備蓄量が多い場合は、使いやすい場所に分散して保管するのも一つの方法です。最近の倍巻トイレットペーパーの方が収納スペースもコンパクトになります。

4. 備蓄の定期的な見直し

トイレットペーパーの使用量は家族構成やライフスタイルによって変わることがあります。定期的に在庫を確認し、消費された分を補充していく「ローリングストック法」を活用すると、常に必要量を確保できます。紙は保管状況によって、劣化のスピードが変わってきます。直射日光や湿気の多いところを避けて保存する方が良いでしょう。

防災トイレットペーパー

丸英製紙さんのトイレットペーパーはアルミパウチしてあり製造日より10年間保存が可能です。

長期間保存可能

アルミパウチで真空パックすることにより、湿気、カビ、害虫、ウイルスなどから長期間(10年間)トイレットペーパーを守ります。
※製造日より10年間

「いざ使用時に使えない!」といった不安はありません。

丸英製紙HPより引用

引用元URL:https://maruhide-paper.com/stockpile-toilet-paper/

5. 非常時を想定した代替品の準備

長期的な供給不足に備えて、トイレットペーパーが万が一使えない状況に備えるために、ウェットティッシュや簡易トイレなども一緒に備蓄しておくと良いでしょう。

トイレットペーパーの生産工場について

トイレットペーパーの生産工場は、日本では主に静岡県に集中しています。静岡県は、日本全体の約40%のトイレットペーパーを生産していると言われており、特に富士市周辺は製紙業が盛んな地域として知られています。

その背景には、静岡県が富士山から流れ出る豊富な水資源を持っていることや、製紙に必要な木材パルプの輸入に適した港湾があることが挙げられます。これにより、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品の製造が盛んになりました。

その他の主要な生産地としては、愛媛県高知県も製紙業が盛んで、トイレットペーパーの生産工場が多くありますが、全体の生産量では静岡県が多いです。

したがって、静岡県は日本におけるトイレットペーパーの一大生産拠点といえます。
製紙工場は各都道府県に所在しているわけではないので、災害の場所によっては生産や流通に大きな影響が出てしまう場合があります。特に太平洋側に製紙工場が多くあり、南海トラフ地震が起きてしまった場合、大きな影響が出る可能性があります。

防災リュックについて

防災食糧

防災リュックもあるといざというときに安心です。

防災食糧について

食料もいざというときにないと困りますね。防災食セットの販売も行なっています。

防災グッズ

防災商品の販売について

令和6年能登半島地震を受けて、備蓄の大切さを実感しました。浜田紙業では防災グッズ各種取り扱っていますのでお気軽にお問い合わせください。

販売の流れ

①問合せ

②カタログ等をメールします

③お見積り

④入金確認後の出荷

その他各種防災用品を扱っていますのでお気軽にお問い合わせください。

 

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