トイレットペーパー再生紙について
時折、トイレットペーパーに写真のような黒い斑点や汚れが付いている場合があります。
実際に浜田紙業(株)では再生紙トイレットペーパーを販売しているのですが
お客様から
「この黒い点はなんですか?」と質問がたまにあります。
今回は製紙メーカーに確認した内容も踏まえてトイレットペーパー再生紙の黒い点について記述します!
黒い点は再生紙トイレットペーパーに付いていることがあります。
再生紙トイレットペーパーとは学校や会社などで使用することが多いトイレットペーパーです。
もちろん、ドラックストアでも販売していますが、学校のトイレットペーパーのイメージです。
製紙メーカーさんに聞いてみると
再生紙トイレットペーパーは、使用済みの印刷物や牛乳パックなどの古紙を原料とし製造されます。牛乳パックで作ったトイレットペーパーってありますよね。下の写真は浜田紙業のリサイクルボックスです。断裁した紙をかごに入れておくことで、業者が回収しリサイクルしてくれます!
インクの付いた印刷物からインクを取るために脱墨工程があります。墨つまりインクを取り除くのですが、脱墨工程で脱墨ができなかった場合にインクが黒い点となって付いてしまうそうです。
本来であれば許容量以上のインクが付いている場合はニーディング(原料をもみほぐす)工程があるのですが、まれにインクが残ってしまうことがあります。
また、近年は原料事情の悪化により処理の難しい古紙の取り扱いが増えているそうです。
古紙トイレットペーパーは印刷物等からインクを抜く作業があるのですね。
インクが付いている紙を再利用しているのだから環境に優しいのですがまれに黒い点が付いてしまうことがあることが分かりました。
人体に影響はないのか?
人体に影響が出るといった話は聞いたことがありません。製紙メーカーのHP上で人体に影響はありません。と謳っている製紙メーカーもあります。
ですので、人体に影響はないと思いますが、やはり肌に触れるものなので気になる方もいると思います。
その場合は、パルプ100%のトイレットペーパーを使用するのも一つの手ですね。
まとめ
お客様から質問があり気になったので調べてみました。
黒い点は、印刷物や紙パックなどを再生紙トイレットペーパーにする段階で付着してしまうことがあるということが分かりました。
トイレットペーパーは再生紙と言えど白色系のものが多いので黒い点は目立ちますが、今回は黒い点になる原因を知ることができて良かったです。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
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