浜田紙業(株)はペーパータオルを含めた紙製品や紙を扱う問屋です。日本ではペーパータオルよりもティッシュの方が一般的でしたが今回はコロナ禍で需要が増しているペーパータオルの歴史について記述したいと思います。
ペーパータオルの歴史について
紙の産地として有名な愛媛県の四国中央市に本社がある株式会社トーヨさんのHPにこのような記述がありました。
昭和30年(1955年)ごろに駐留米軍が紙で手を拭く、ペーパータオルという概念を持込み国内で製造が始まりました。
引用元:株式会社トーヨHPより引用 引用元URL:https://toyo-paper.co.jp/paper-towel
浜田紙業はトーヨの正規代理店で取引があります。もともとペーパータオルはアメリカで一般的に普及しており戦後に日本に持ち込まれたことが分かります。ちなみにですがペーパータオルは紙が厚いですよね。日本人は欧米人に比べて肌が弱くペーパータオルで鼻をかむと肌が荒れてしまいます。そのため日本ではティッシュが一般的に広まったと言われています。
アメリカではペーパータオルが一般的でティッシュは常備していないとのことです。
またトーヨのHPにはこのような記述がありました。
トーヨは昭和32年(1957年)にペーパータオルの販売を開始し、業界のパイオニアとして歩みを始めました。紙で手を拭くという新たな生活習慣の誕生に合わせ、トーヨは製品にCLEAN(きれいな)TEXTILE(織物・布)の意味を込め「CLEANTEX®」と名付けました。
つまり昭和32年1957年にはペーパータオルの国内生産が始まっていたということですね。また、業界のパイオニアということはペーパータオルを国内で作り始めたのはトーヨという記述に見えますね。
巨人軍の長嶋茂雄さんが巨人に入団したのが1957年なので歴史を感じます。
過去にペーパータオルについてこのような記事を書いていました。良かったらこちらもどうぞ
業務用の手拭きで使用するペーパータオルやキッチンペーパーの卸売や通販、販売はこちら
ペーパータオルの種類について
再生紙ペーパータオル
業務用で販売されているペーパータオルは再生紙のものが多いです。
浜田紙業には再生紙のペーパータオルが多く置いてあります。固いものが多く業務用がメインになります。
パルプペーパータオル
パルプのペーパータオルは白色でソフトな肌触りです。価格も再生紙に比べると高いのですが柔らかく高級感があります。
水に流せるペーパータオル
水に流せるペーパータオルというのもあります。
トイレ掃除等でペーパータオルを使用しそのままトイレに流せます。
便利なペーパータオルです!
ペーパータオルの需要について
ペーパータオルは長らく業務用としての使用が一般的でしたがコロナウイルスの影響で家庭でもペーパータオルが広まっています。
おしぼりなどの布巾に比べて使い捨てのできるペーパータオルは衛生的で需要が伸びています。
また、トイレについているハンドドライヤーが菌を飛散させるのではないか?ということで一時的にドライヤーが使用不可となったことがありました。その時にペーパータオルの需要が伸び家庭など一般にも広まったと言われています。
反対にペーパータオルがティッシュの代用になった家庭もありティッシュの需要は減少しています。これはマスク生活の影響で風邪になる人が減ったことも影響しています。
まとめ
日本ではペーパータオルは戦後に広まったことが分かりました。
衛生意識の観点からペーパータオルの需要はこれからも伸びていきそうです。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
紙問屋ならではの業界情報をいち早くお客様に届けていきます!紙の専門家として経験を活かし紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
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