紙と織物を組み合わせた強度の高い紙は紗迅紙(しゃじんし)と言います。
特許を取得している商品です。今回は特殊技術の紗靭紙について記述します!
紗靭紙とは
紗靭紙とは紙と紗(目の粗い織物)を特殊技術で複合し、紙の機能(通気性、遮光性、断熱性)を活かしたまま高い破裂強さ(はれつつよさ・破れがたい指標)を発現させた新規の複合障子紙です。破れにくい障子紙だけではなく、様々な用途があると考えられます。
特徴は
〇紙の質感を残したまま破れにくいです。少しの事では全く破れません。
本当に強度が強く破れないのです。
ちなみにですが一般的に販売されている破れにくい障子紙で実験してみました。
市販品の障子紙です。
市販品の障子紙はいとも簡単に破れました。
なぜ紗迅紙は強度があるのか?
紙と紙の間には写真のような織物が入っています。
このような織物と紙がくっついています。紙と織物を複合させるという発想がすごいですね。ちなみに今回頂いたサンプルは和紙なので普通に使うと破れやすいのですが複合することによってこれほど強度が強くなるとは驚きです。
この紗靭紙の特徴ですが、テストが必要ですがどのような紙も貼り合わせることが可能ということです。例えばクラフト紙などを貼り合わせて最強のクラフト紙を作ることも可能です。
また、耐水性や撥水効果のある紙を複合することで面白い商品ができそうです!
今後もいろいろな実験をして追記していきます!
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