先日よりお伝えしていたサーバーリニューアルの件ですが
おとといの夜からサーバーの移転作業をすすめました。
昨日あたりから徐々に新しいサーバーでホームページが映るようになりました。
若干ページが映らないことがあったかもしれません。
長年お世話になったロリポップサーバーからエックスサーバーに移転が完了し若干デザインも変わっています。
今回は備忘録も含めてレンタルサーバーの移転までの経緯や移転の流れを記述します。
かなりマニアックな記事なります。(笑)
- サーバー移転までの道のり
- エックスサーバーのメールセキュリティが凄い
- サーバーを移転することにしました。
- まずはエックスサーバーと契約です
- まずはエックスサーバーの簡単ワードプレス移転を使ってみることに
- 仮のサイトをつくる
- ワードプレスのテーマ、コクーンとはなんぞや?
- 移転にはAll-in-One WP Migrationというプラグインが便利です!
- 立ちはだかるワードプレス内の巨大画像ファイル
- 画像はFFTPでダウンロードをしてアップロード!!
- FileZillaというソフトを使用して画像をアップロード!
- 仮のサーバーへデータの移転が完了!
- 次はドメインの移管申請です。
- いよいよエックスサーバーでの作業に!
- ワードプレスの置換えプラグイン(Search Regex)を使用!
- いよいよお引越しです!まずはドメインのSSL証明を取ります
- まずはネームサーバーの変更
- SSL設定をONにします。
サーバー移転までの道のり
もともと浜田紙業ではロリポップのレンタルサーバーを利用していました。
昨年石川県産業創出支援機構、通称ISICOさんの専門家派遣を利用し株式会社AMS
の古倉先生の指導の下、サイトスピード高速化に成功しました。かなり速くなったのです!
大幅なスピードアップでグーグルが提供しているサイト速度を計測できるサイトスピードインサイトでもスピード項目が念願の合格となりアクセス数、問合せ、検索順位が上がったのです!
圧倒的な効果を感じました。
非常に良い感じで運用していたのですがWEB集客で企業間の取引はメールがほとんどです。昨年1年間で以前にも増してメールでの問い合わせ等が増えていきました。(ありがたい限りです。)
そこで気になったのがメールのセキュリティです。
昨今のなりすましメールで浜田紙業も使用しているGmailのセキュリティが強化され怪しくなくても怪しいと判断されるとメールアドレスはメールが弾かれているということを知りました。
(特に転送メールなどのメルマガとかです。一部では普通のメールも届かない問題が起きているとか)というのも独自ドメインメールは転送処理をかけていることが多く迷惑メール判定されることがあるそうです。
もちろん浜田紙業の場合は怪しいメールは送っていないのでメールは問題なく届いていたのですが、今後取引が増える中でメールのセキュリティを強固にした方が良いと思い始めたのが今年の4月です。
エックスサーバーのメールセキュリティが凄い
そこで兼ねてから評判のエックスサーバーを見てみるとメールのセキュリティが非常に強固ということを知りました。
従来のロリポップサーバーではメールはSPFコードのみということです。
ロリポップのデスクサポートに確認したのですが現状ロリポップではDKIM、DMARCは設定不可との回答でした。
エックスサーバーはSPFに加えてDKIM、DMARCも設定できることが移転を決定した理由です。
株式会社ドモドモコーポレーションの遠田さんのブログに詳しく書いてあります。
https://www.dm2.co.jp/blog/19956
サーバーを移転することにしました。
スピードやバックアップなどロリポップには非常に満足していたのですがメールのことが気になっていたのでこれを機にサーバーを移転することにしました。
一人ではできないのでイシコの専門家派遣を依頼しました。
サーバー移転の件をお伝えすると株式会社ドモドモコーポレーションの遠田先生を派遣して頂けることになり早速対応を開始しました。ありがとうございます。
まずはエックスサーバーと契約です
10日間無料でなおかつお友達紹介キャンペーンというものに申し込むことで1年目は格安で運営できました。
そして普通の運用費もコスト的にもあまり変わらないのでありがたい限りです。
なんとバックアップも標準で付いており、ドメインもエックスサーバーで管理できるということで至れり尽くせりということに気づきました。
まずはエックスサーバーの簡単ワードプレス移転を使ってみることに
エックスサーバーにはワードプレスの簡単移行という素晴らしいページがありました。
しかしながら他社サーバーからエックスサーバーに移転する場合はエラーが起きるということもあるようでしっかりエラーが起きました。(笑)
仮のサイトをつくる
そこで簡単移転は諦めてワードプレス簡単インストールにて仮サイトを制作しました。
仮サイトでは仮のドメインxs〇〇〇〇〇でワードプレス簡単インストールを行ないテーマはコクーンを選びます。
ワードプレスのテーマ、コクーンとはなんぞや?
浜田紙業ではもともとライトニングというワードプレスのテーマを使用していたのですがコクーンというテーマが最近人気なのです。
CSSの知識がなくても簡単にデザインができ、ライトニングで使用していた有料オプションやプラグインがコクーンの場合、ボタン一つで簡単に変更できるのです。
便利なプラグインは沢山あり使ってみて良いこともありますが、スピードに影響を及ぼしたり脆弱性をつかれてウイルス等の侵入を許したりと使わないのであれば使わない方が良いのです。
そういうことで長年使用していたライトニングからコクーンへテーマ変更をすることに。
その前に移転作業です。
移転にはAll-in-One WP Migrationというプラグインが便利です!
All-in-One WP Migrationというプラグインが非常に便利ということを聞き使用します。
ワンクリックでバックアップを取れて、そのバックアップファイルを移転先のワードプレスのAll-in-One WP Migrationのインポートにドラックすると簡単に移転ができるのです。
図にするとこんな感じです。
まずはロリポップとエックスサーバーのワードプレスにAll-in-One WP Migrationというプラグインを追加します。詳しい使い方は検索すると出てきます。
①ロリポップ kaminotakuhaibin.comのワードプレスにてバックアップを作る
②エックスサーバーで作ったワードプレスの仮サイトにダウンロードしたファイルをインポートします。
普通であればこの作業でエックスサーバーの仮サイトへのデータの移転は完了するのです。
しかしここで問題が!!1GBを超えるファイルは転送できないというのです!!
立ちはだかるワードプレス内の巨大画像ファイル
浜田紙業では2020年2月にワードプレスにて集客を始めたのですが、当初はスマホで撮った写真をそのままワードプレスにアップしており膨大な数のファイルになってしまっていました。
私も必死をこいて質より量でブログを書いていました。そのおかげで今はアクセスもありお問い合わせを頂いているのですが。。当時は容量のことはつゆ知らず、、
普通ファイルが1Gを超えることはあまりないようなのですが、なんと浜田紙業のファイルは3.7GBとなっていたのです。
ちなみに昨年、ファイルのダイエットをしたのでダイエット前は9GB近くあったのです。
そこで泣く泣くロリポのワードプレスにて上記の画像のようにメディアファイルのみエクスポートをしない。という選択にしました。
つまり大きな画像データ以外をエクスポートするのです。
画像以外だと勿論1GBに収まるので仮のドメインサイトへの移転は完了です。
画像はFFTPでダウンロードをしてアップロード!!
そこで膨大な数のファイルをFFTPソフトでパソコンにダウンロードをする作業が始まりました。
この作業は何度か行ったことがあるのですが、非常に時間がかかります。
ゆっくり行なったので4年分のデータをロリポップのサーバーからパソコンのファイルにダウンロードするのに丸二日かかりました。(笑)
そしてパソコンに保存したファイルを次はFFTPソフトを使用してエックスサーバーにアップロードしていきます!
しかしここで問題が!!問題ばかりです。
画像ファイルですが日本語が入っていることもあり、エックスサーバーにアップロードした際に404エラーが起きることを教えていただきました。感謝です。
FileZillaというソフトを使用して画像をアップロード!
エックスサーバーで日本語名の画像ファイルを表示させる方法はFileZillaでUTF8強制アップロードが必要だというのです。知らなかったです。
クリックすると今回専門家派遣の遠田先生が書いたブログに移動します。
FileZillaの使い方など詳細が書いてあります。
エックスサーバーの公式にもFileZillaの記述がありました。
4年前から日本語の画像ファイルをワードプレス内にアップロードしまくっていたので、このままアップロードをしたら大変なことになっていました。汗
いざファイルのアップロードです!
アップロードはダウンロードに比べて時間が短かったような気がします。
仮のサーバーへデータの移転が完了!
エックスサーバーで作った仮のワードプレスサイトに無事にデータの移転ができました。
ロリポップの時は、ライトニングというテーマを使用していたのですがエックスサーバーではコクーンというテーマになります。
ですので書式の乱れがありましたが、コクーンの解決ブログ等を読みながら少しずつ修正できました。ここまで非常に長いブログになりましたがここからまだまだ続きます。
次はドメインの移管申請です。
そもそも浜田紙業には3つのドメインがあります。
kaminotakuhaibin.com
hamadashigyo.com
sakanajukusei.com
このドメインはムームードメインで管理されていました。
そしてムームードメインのアカウントが2つあることに今回気づいたのです。
まずはドメインの移管作業です。
ドメイン移管とは、ドメインを登録・管理している業者を別のドメイン管理業者(レジストラ)に移すことを言います。ドメイン移管はサーバー移管とは異なり、現在のサーバーを利用したままでドメインの移管ができます。
名づけてネットHPより引用 引用元URLはこちらです
難しいことは私もよく分からないのですがドメインはインターネット上の住所です。
現実世界でお引越しをする際
例えば
金沢(ロリポップサーバー)→東京(エックスサーバー)
住民届や転居届が要りますよね?
それと同じことをインターネット上でも行うのです。
詳しい説明等は検索すると出てくるので、省きますがこの作業に承認等も含めて3~5日程度かかりました。
いよいよエックスサーバーでの作業に!
ドメインの移管に成功したのでいよいよエックスサーバーでの作業が本格化します。
現在の状況はこちらです。
・xs~~~~.jpというエックスサーバーにデータの移行は完了
・ドメインの移管申請が完了。(ムームードメイン→エックスサーバー)
行なうべき作業はこちら
・ワードプレスの置換えプラグイン(Search Regex)を使用する
・ドメインのSSL証明
・ドメインのネームサーバーをエックスサーバーに
ワードプレスの置換えプラグイン(Search Regex)を使用!
Search Regex?なんじゃそりゃ?と思っていたのですがこの作業が非常に大事なのです。
kaminotakuahibin.com(ロリポップ)→xs~~~~~.jpにてデータを移転した際に画像やリンク等がhttpになっているケースがありました。しかも大量に。。
httpのままドメインの引っ越しを行なうと混合コンテンツと呼ばれる現象が起き、httpsで始まるSSL化対応しているサイトでhttpのSSL化していないものがあると警告が出るのです。
そこでワードプレスのSearch Regexというプラグインを使用して一気に文字の置き換えを行ないます。
詳しいやり方は検索すると沢山出てきます。
いよいよお引越しです!まずはドメインのSSL証明を取ります
いよいよロリポップからエックスサーバにお引越しです。
まずはkaminotakuhaibin.comのドメインSSL証明を取ります。
しかしながらSSL設定ではこのような画面が出てきます。
つまり現状ではドメインはエックスサーバー側にあるものの使っているサーバーはロリポップという状態です。ネームサーバーをエックスサーバーに変更しなければなりません。
この状態を解除しなければドメインのSSL証明が取れない状態です。
ちなみにですが他社サーバーでのWEB認証という手段もあるのですが浜田紙業の場合はうまくいきませんでした。
まずはネームサーバーの変更
そこでドメインのネームサーバーをエックスサーバーに変更します。
すると挙動が不安定になりエックスサーバーに切り替わるのを待ちます。
大体2~3時間でエックスサーバーで表示されるようになったような感じでした。
SSL設定をONにします。
そこからSSL設定をONにして、24時間たったころにはエックスサーバーへの移転が終わっていました。
今回備忘録を書いたのは、今から
という過去に作ったサイトの移転をしてみたいからです。
自分で作ったブログを見ながらチャレンジして追記していきます!
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
紙問屋ならではの業界情報をいち早くお客様に届けていきます!紙の専門家として経験を活かし紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
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浜田紙業の代表番号になります。
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