導入:GA4とサチコ、見るの面倒くさくないですか?
Webサイトを運営していると必ず直面する悩み。それは「GA4(Google Analytics 4)の画面が見づらい」「Search Console(サチコ)と行ったり来たりするのが面倒」「データを見ても、結局どう改善すればいいか分からない」ということ。

実際に数年前にGA4になってから、アナリティクスを熱心に見なくなってしまいました。操作が煩雑になったので、、
そして最近は会社の経営に費やす時間がメインで、WEBマーケティングに全集中できなくなっていたのも事実です。
とはいえ浜田紙業の見込み・新規客はほぼ100%WEBを通じてのご縁です。随時テコ入れも必要です。
そこで今回は、Google Apps Script(GAS)を活用して、**GA4のアクセスデータとサチコの検索キーワードを1つの画面にまとめ、さらに最新AI(Gemini)にプロ目線で分析・戦略提言をさせる「自分専用ダッシュボード」**を自作してみました!
いわゆるAIエージェントというものですね。
一度設定してしまえば、毎日ボタンを1つ押すだけで「30秒で読めるWebコンサルレポート」が完成します。
💡 完成したダッシュボードの機能
今回作ったダッシュボード(Webアプリ)では、以下のことが一目で分かります。



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主要KPIの比較: ユーザー数、PV数、エンゲージメント率の「直近 vs 前年同期間」を可視化。
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ユーザー属性グラフ: どのデバイス(PC/スマホ)から、どの都市からアクセスが来ているか。(都市については、曖昧な所があり卸売業の弊社としてはなくてもよさそう。)
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人気コンテンツ&検索キーワード: サイト内で読まれているページTOP10と、Google検索で実際にクリックされたキーワードTOP15を横並びで表示。
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🤖 専属AIコンサルタント: 上記の全データを裏側でGemini APIに送信し、「全体概況」「課題」「具体的対策」の3段構成で戦略を自動生成!
PDF保存ボタンも実装したので、そのままクライアントや社内向けのレポートとしても提出できる優れものです。
Google Cloud(GCP)の「テストユーザー」の罠
GA4のデータを引っ張ってくるのは比較的スムーズだったのですが、「Search Console(サチコ)」のオーガニック検索キーワードを取得するところが大変でした。
GASの標準機能だけではサチコにアクセスできず、Google Cloud(GCP)にプロジェクトを作ってAPIを連携させるという「エンジニアの領域」に足を踏み入れる必要があります。
特に私がハマったのが以下のポイントです。これから挑戦する人は絶対に気をつけてください!
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OAuth 同意画面のエラー (Error 403: access_denied): GCPでアプリを「テスト中」として登録した場合、「テストユーザー(Test users)」の項目に自分のGmailアドレスを追加しておかないと、絶対にログインさせてくれません。「APIとサービス」>「OAuth 同意画面」の編集ウィザード「ステップ3」に隠れているので、見逃さないようにしましょう!
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GAS画面からの初回「許可」: Web画面のボタンからいきなり実行すると、Googleのセキュリティブロックに弾かれます。必ず初回は、GASのエディタ画面から
doGetなどを直接「実行」し、ポップアップで出る「権限の承認」を済ませてからデプロイURLを開きましょう。
🛠️ 実装手順
※前提として、ご自身のGA4プロパティID、Gemini APIキー、サチコのプロパティ名(URL)を用意してください。実際に行なう際は生成AIで確認しながら行なうと良いでしょう。
手順1:GCPの設定とマニフェストファイルの書き換え
GCPで「Google Analytics Data API」と「Google Search Console API」を有効化し、GASの設定画面から「プロジェクト番号」を紐づけます。
手順2:GAS(裏側の処理)のコード
コード.gs に以下のスクリプトを貼り付けます。一番上の定数3つは自分のものに書き換えてください。
手順3:HTML(表側の画面)のコード
index.html というファイルを作成し、以下のコードを貼り付けます。Chart.jsを使ってグラフを綺麗に描画しています。
手順4:デプロイして完成!
GASのエディタ右上から「新しいデプロイ」を選び、「ウェブアプリ」として公開します。**「アクセスできるユーザー」を「自分のみ」**にしておけば、URLがバレても他の人に見られる心配はなく、セキュリティ的にも安心です。
🚀 まとめ:これはローカルビジネスの強力な武器になる!
設定のハードルは少し高かったですが、一度繋がってしまえば最強のツールになります。
私は卸売業を営んでいるのですが、これを作ってみていろいろ汎用性があることを学びました。
生成AIを壁打ちで使うだけでなく、素人でもコードが設定できる素晴らしい時代ですね。
☆今までアナリティクスを見るのが面倒くさい。問い合わせが来ているから良いかな。と思っていた作業が30秒で解決しました!
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業75年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
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