会社の倉庫に大きめの棚が欲しかったのですが、弊社のスタッフ西山が会社にある材料で作ってくれました。
素材は廃パレットやホームセンターで購入した木材、またハイプルエースと呼ばれる強化ダンボール板です。
強化ダンボールシートハイプルエースについて
こちらのダンボールシートですがなんと三層構造になっていて厚みが1.5cmと軽量なのにベニヤ板クラスの強度があり、木材に変わる商材として注目を集めています。また、紙なので紙ごみとして処理ができ環境にも優しいです。
ハイプルは最大5×2mのサイズからお客様のご希望サイズにオーダーカットが可能です。
最近では窓の断熱対策で200×80cmなどの寸法にカットして販売しています。
夏が近づくにつれ、ダンボール断熱材利用が増えています。
棚について
スタッフ西山が手作りで作成しました。
側面の様子をご覧ください。木材とハイプルエースの二段構えです。
しかしながらダンボールシートだけでは、要所の強度面に不安が残るので、骨組は木材を使用することをお勧めします。
下から見ても同様に骨組は木材で組んでその他の部分はダンボールシートを使用します。
キャスターも設置したので掃除や移動も簡単に行なえます。
会社で余っていたカーテンもつけてくれたので目隠しや埃等も避けられます。
特に倉庫業を営んでいると埃等が気になる場面があるので、カーテンがあると安心して保管ができます。
ダンボールシートで棚を作るときの注意点
ダンボールで棚を作る際の注意点についていくつかのポイントを挙げますね。
- ダンボールの強度を確認する:
- ダンボールにはさまざまな種類があり、厚さや強度が異なります。できるだけ厚くて強度の高いダンボールを使用しましょう。例えば、二重三重構造のダンボールは強度が高いです。
- 設計と組み立て:
- 設計図をしっかりと描き、必要なパーツの寸法を確認します。設計に基づいてダンボールをカットし、組み立てる際には強度を考慮して、ジョイント部分をしっかりと固定します。接着剤やテープを使用する場合、しっかりと乾かしてから次の工程に進みましょう。
- 負荷の確認:
- ダンボールは木材や金属に比べて強度が劣るため、棚に置くものの重さに注意が必要です。軽い物を収納するのに適しています。重い物を置くと、ダンボールが変形したり破れたりすることがあります。
- 補強:
- 棚の構造を補強するために、ダンボールの内部に補強材を入れることを検討します。例えば、ダンボールの内側に追加のダンボール片を入れて強度を増す、木材やプラスチックの補強材を使用するなどの方法があります。
- 湿気と耐久性:
- ダンボールは湿気に弱い素材です。湿気の多い場所で使用する場合は、ダンボールが湿気を吸わないようにコーティングを施すか、湿気に強い素材と併用することを考えましょう。
- 安全性:
- 棚の角やエッジを丸めたり、保護テープを貼ったりして、安全性を確保します。ダンボールの切り口は鋭くなりがちなので、ケガをしないように注意しましょう。
これらのポイントを踏まえて、ダンボールで棚を作成する際の計画を立ててください。楽しく、安全に作業を進められるようにしましょう。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業72年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
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