はじめに

突然ですが、企業の仕入れ担当者の皆様、あるいは商品の企画開発をされている皆様。 **「紙のサイズ」**で頭を抱えたことはありませんか?
「既製品の紙だと、作りたい箱のサイズに合わない」 「印刷会社に頼むほどではないけれど、まとまった枚数の紙を特定のサイズに切りたい」 「そもそも、紙を切ってくれる業者がどこにあるのか分からない」
実は、私たちの元には、こうした**「紙の断裁(だんさい)」**に関するお悩みが日々たくさん寄せられています。
「紙問屋なんだから、紙を売っているだけでしょ?」 そう思われることが多いのですが、実は浜田紙業、自社に巨大な断裁機を保有しているのです。
今回は、意外と知られていないけれど、知っていると業務効率が劇的に上がる、浜田紙業の**「断裁加工サービス」**について、実際の解決事例を交えながらご紹介します。
意外と知らない?「断裁機」という存在
まずはこちらの写真をご覧ください。

これが、浜田紙業の倉庫で活躍している大型断裁機です。 学校やオフィスにあるような、手で押して切る裁断機とは迫力が違いますよね。
私たちが普段取り扱っている紙は、「全紙(ぜんし)」と呼ばれる、畳一畳分ほどの大きなサイズで入荷します。これをそのまま使うことはほとんどありません。お客様が使いやすいA4サイズやB5サイズ、あるいは名刺サイズや短冊のような細長いサイズまで、この機械を使ってミリ単位で正確に切り出しているのです。
「紙を切る機械を持っている会社」というのは、実はそれほど多くありません。印刷会社様は持っていますが、印刷を伴わない「紙のみのカット」は受けていないことも多いのです。
だからこそ、**「紙の手配からカットまで一貫して頼める」**という浜田紙業の強みが、多くの企業様に選ばれています。
【解決事例】「特殊なサイズの台紙が欲しい!」雑貨メーカーA社様の場合

では、実際にどのようなご相談があり、どう解決したのか。具体的な事例をご紹介します。
ある日、Webサイトを通じて、雑貨メーカーの仕入れ担当者様からこんなお問い合わせをいただきました。
「新商品のパッケージの中に敷く『台紙』を探しています。箱のサイズが特殊で、市販のA4やB4の紙では入りません。厚紙を〇〇mm×〇〇mmのサイズに、2,000枚カットして納品してもらうことは可能ですか?」
詳しくお話を伺うと、これまでは社員の方が数名掛かりで、カッターを使って手作業で切っていたそうです。しかし、新商品の受注が増え、手作業ではとても追いつかない。しかも手作業だと切り口が曲がったり、サイズが微妙にズレたりして、商品としてのクオリティも安定しない……という切実なお悩みでした。
浜田紙業からの提案
私はすぐにお客様のご希望サイズと、紙の厚みや質感をヒアリングしました。 そして、以下のご提案をさせていただきました。
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最適な紙の選定:商品のイメージに合う、清潔感のある上質紙をご提案。
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「取り都合」の計算:大きな紙から、ご希望のサイズが何枚取れるか(これを「取り都合」といいます)を計算し、最も無駄が出ない(コストが安くなる)方法を算出。
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スピーディーな加工:自社の断裁機で、2,000枚を一気にカット。
結果:業務効率化と品質アップを実現!

ご依頼から数日後、きれいに断裁された2,000枚の台紙をお客様のもとへお届けしました。 お客様からは、
「今までの苦労は何だったんだろうと思うくらい、断面がスパッとキレイで感動しました! 社員がカッターで切る時間がなくなった分、他の業務に集中できるようになりました。もっと早く相談すればよかったです」
という、大変嬉しいお言葉をいただきました。 このように、**「紙を希望のサイズに切って届ける」**だけで、お客様の業務時間の大幅な短縮や、コスト削減に貢献できることが、私にとっても大きな喜びです。
浜田紙業の断裁サービス、3つのポイント
なぜ、浜田紙業の断裁サービスが選ばれるのか。その理由は大きく3つあります。
1. 1ミリ単位のオーダーカットが可能
「あと2ミリ小さければ箱に入るのに…」という悔しい思いはさせません。 当社の断裁機は、数値をデジタル入力して制御しています。ご希望のサイズに合わせて、縦横自由にカットが可能です。 (※紙の性質上、コンマ数ミリの誤差が出る場合はありますが、一般的な用途では問題ない精度です)
2. 紙のプロが「紙選び」からサポート
「そもそも、どんな紙を使えばいいか分からない」という場合もご安心ください。 用途(チラシ、台紙、緩衝材、クラフト紙など)をお伝えいただければ、在庫にある豊富な種類の紙の中から、最適なものをご提案し、それをカットして納品します。
3. 小ロットから大ロットまで柔軟対応
「試作のために100枚だけ欲しい」というご要望も、「工場のラインで使うために1万枚欲しい」というご要望も大歓迎です。 Web問い合わせがメインの当社だからこそ、全国どこからでも、柔軟に対応できる体制を整えています。
よくあるご質問(FAQ)
初めて断裁サービスを利用される方からよくいただく質問をまとめました。
Q1. 紙の種類が分からないのですが、相談に乗ってもらえますか? A. もちろんです! 「お菓子の箱の中敷きに使いたい」「商品の保護用に使いたい」など、用途を教えていただければ、私たちが最適な紙をご提案します。
Q2. どんなサイズでも切れますか? A. 基本的にはどのようなサイズでも可能ですが、あまりにも小さすぎるサイズ(切手サイズ以下など)や、複雑な形(星型や丸型など)は、この断裁機では加工できません。その場合は「抜き加工」など別の方法をご案内できる場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q3. 納期はどれくらいかかりますか? A. 紙の在庫状況や加工内容にもよりますが、通常はご注文確定から2〜5営業日程度での発送が目安です。お急ぎの場合は、その旨をお伝えいただければ可能な限り調整いたします。
Q4. 個人でも注文できますか? A. はい、可能です。ただし、私たちは企業間取引(BtoB)を得意としておりますので、ある程度まとまった数量(小ロットでも可)での発注をおすすめしております。DIYや個人の創作活動などでもお役に立てることがあれば、ぜひお問い合わせください。
まとめ:紙のサイズでお困りなら、まずはWebからお問い合わせを!
「紙を切る」という作業は、単純に見えてとても奥が深く、専門的な設備が必要な工程です。 自社で無理に加工しようとして時間と労力を費やすよりも、プロに任せてしまった方が、結果的にコストダウンにつながるケースが多々あります。
「こんなサイズの紙、どこで売ってるの?」 そう思ったら、探すのをやめて、浜田紙業に作らせてください。
私たちには、長年培った紙の知識と、それを形にする設備があります。 写真にある大きな断裁機と共に、皆様からの「困った!」を解決できる日をお待ちしております。
少しでも気になった方は、お見積りだけでも構いません。 下記の問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。私が誠心誠意、対応させていただきます!
【Web担当より】次のステップのご提案
「自社の商品サイズにぴったり合った紙の見積もりが欲しい」と思われた方へ 私が直接内容を確認し、最適な紙とカットプランを無料でお見積りいたします。 まずは**「〇〇cm×〇〇cmの紙が欲しい」**と、お気軽に下記のお問い合わせフォームからメッセージを送ってください。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある1950年6月創業75年紙問屋浜田紙業(株)の浜田浩史です。浜田紙業(株)はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙(グリーンパーチ)、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
紙問屋ならではの業界情報をいち早くお客様に届けていきます!紙の専門家として経験を活かし紙製品でお客様が困っていることを一緒に解決し信頼される企業を目指しています。どのような些細な困りごとでもお問い合わせください。真摯に向き合います。強みは全国の物流網を使った商品の大量発送です。全国に配送可能ですのでお気軽にお問い合わせください!
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