小売店で周年祭が開かれることが多くあります。コロナ禍で一時的に周年祭を自粛していた店舗もありましたが、ここ最近は周年祭でのノベルティでティッシュの問合せが増えています。今回は周年祭で必要なものをまとめてみました。
こちらは石川県津幡町に所在するスガイ書店さんの周年祭のようです。
実際に周年祭を上手に行なっている複数の企業に話を聞くと
「その日の売上を目指すのではなく、顧客との関係性を深める」ことに視点を置いている企業の方がスムーズに周年祭が進んでいる印象を受けます。
計画段階で必要なこと
日時と場所の決定
・イベントの日時を決定し、小売店の場合は店舗で行なっているケースが多いです。5月９月１０月など比較的天候が穏やかのときに行われている印象を受けます。特に北陸地方は１１月～３月まで天気が悪いので5月、９月、１０月にイベントが開催されているケースが多いように感じます。
広報・プロモーション
広告と宣伝
・チラシ、ポスター、SNS、ウェブサイトなどを活用してイベントの告知。
実際に周年祭を毎年、行なっている津幡町にあるスガイ書店さんに話を聞いたところ１０月開催の周年祭を６月の段階でHP上で宣伝していました。
・地元のメディアにもプレスリリースを送る。石川県では北國新聞や北陸中日新聞といった新聞媒体での告知も多く見ます。広告費をかけてイベント集客する場合は地元の新聞は有効かと思います。
特典や割引
・特別な割引、クーポン、プレゼントキャンペーンなどを計画。
来場者プレゼントやポイント１０倍などの規格を見かけます。
物資と装飾
デコレーション
バルーン、バナー、花などの装飾を用意。
テーマに合わせた特別なディスプレイを準備。
ノベルティグッズ
記念品やノベルティグッズを用意し、来場者に配布する。配布するノベルティはボールペンやクリアファイルなどいろいろありますが、ティッシュをお勧めします！ティッシュは帰り際にお渡しすると嵩張らないので良いです。実際に浜田紙業では周年祭等で粗品としてお配りするティッシュの注文が非常に多いです。
イベント内容
アクティビティとエンターテイメント
千本釣りや輪投げなど子どもが喜ぶ活動がたくさん用意されています。
ライブミュージック、パフォーマンス、ゲーム、抽選会などのアクティビティを企画する。
特別ゲスト
津幡町で有名な方のリサイタルが開催されていました。盛り上がっていてイベントの一体感を感じました。
当日運営
スタッフの手配、安全対策
十分なスタッフを配置し、役割分担を明確にする。当日のアルバイトや駐車場の警備員などを準備しています。特に地方都市の場合は車でイベントに参加するケースも多いので駐車場の手配や人員配置が大事なります。
飲食の提供
ケータリングサービスやフードトラック、キッチンカーの手配が大切になります。キッチンカーを呼ぶ際は費用が掛かる場合もあります。予めキッチンカーの店長と打ち合わせを行なう必要があります。
フォローアップ
アンケートとフィードバック
来場者からのフィードバックを収集し、今後の改善に役立てる。スガイ書店さんのイベントに４年連続参加しているのですが年々クオリティが上がっており継続は大切だなと感じます。
後片付け
イベント終了後の片付けと清掃を計画する。
まとめ
イベント開催する際は、何のために行なうのか？目的と準備が必要です。
売上を目標にするのか？顧客へ日頃の感謝を伝えるのか？
準備も多岐にわたりますが、顧客との関係性を深めるうえで、イベントは大事だなと今回ブログを記述しながら感じました。また、集客ですが日頃から顧客との関係性を大事にしている企業ほど多くの人が参加しているように感じます。
この記事を書いたのは石川県金沢市にある１９５０年６月創業７２年紙問屋浜田紙業（株）の浜田浩史です。浜田紙業（株）はメーカーの正規代理店で王子ネピアやカミ商事などの製紙メーカーと直接取引をしておりティッシュやトイレットペーパー、印刷用紙、魚を包む紙（グリーンパーチ）、バリアラップなど特殊紙、日用消耗品の卸売りをしています。
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