【2026年8月最新】印刷用紙・情報用紙の値上げはいつから?製紙メーカー5社の動向と中東問題などの背景を分かりやすく解説!

今回は、2026年8月最新の「印刷用紙・情報用紙の価格改定(値上げ)情報」について、主要製紙メーカー5社の発表をまとめました。紙業界が初めての方にも分かりやすく解説いたしますので、ぜひ今後の仕入れ計画の参考にしてください。

紙の価格修正

■ なぜ今、紙が値上がりするの?(価格改定の背景)

各メーカーの発表文を見ると、今回の値上げには共通したいくつかの大きな理由があります。難しい専門用語は避けて、分かりやすく紐解いてみましょう。

1. 中東問題の緊迫化による原燃料の調達難と価格高騰 今回の値上げで各社がこぞって挙げているのが「中東情勢の悪化」です。紙を作るためには、木のチップだけでなく、薬品や工場を動かすための莫大なエネルギー(燃料)が必要です。現在、中東問題の影響で原油やナフサ(化学製品の原料)の供給に大きな影響が出ており、これら原燃料の価格が急騰しています。さらに歴史的な円安も重なり、海外からの調達コストが跳ね上がっているのです。

2. 物流費・人件費などの継続的なコスト上昇 作った紙を皆様の元へ安全に運ぶためのトラック運賃(物流費)や、工場で働く人たちへの人件費、設備のメンテナンス費用なども年々上昇し続けています。また、深刻な人手不足もコストを押し上げる要因となっています。

製紙メーカー各社も、「なんとか価格を維持しよう」と徹底した経費削減などの自助努力を続けてこられました。しかし、「もうこれ以上は企業努力だけでコストアップを吸収しきれない」という限界に達してしまい、安定して紙を供給し続けるために、やむを得ず今回の値上げに踏み切ったという背景があります。

■ 【2026年夏】主要製紙メーカー5社の値上げ情報まとめ

それでは、具体的に「いつから」「どれくらい」値上げになるのか、各社の発表内容を時期の早い順に整理してみていきましょう。

1. 大王製紙株式会社

  • 実施時期:2026年7月1日出荷分より

  • 対象と値上げ幅:印刷用紙・情報用紙 +15%、タック紙(粘着紙)+15%、タック紙(粘着フィルム)+20%

  • 大王製紙HPより引用

2. 日本製紙株式会社

  • 実施時期:2026年7月21日出荷分より

  • 対象と値上げ幅:印刷用紙、情報用紙全般 15%以上

  • 日本製紙HPより引用

3. 北越コーポレーション株式会社

4. 王子製紙株式会社

  • 実施時期:2026年8月1日出荷分より

  • 対象と値上げ幅:印刷用紙全般、情報用紙全般 現行価格+15%以上

  • 王子製紙HPより引用

5. 中越パルプ工業株式会社

  • 実施時期:2026年8月1日出荷分より

  • 対象と値上げ幅:印刷・情報用紙、高級板紙など 現行価格より+15%以上

  • 中越パルプHPより引用

ご覧の通り、2026年の7月から8月にかけて、各社一斉に「15%以上」という大きな値上げを実施することが決まりました。

■ 紙の値上げに関するよくあるご質問(FAQ)

ここでは、仕入れ担当者様からよくいただくご質問にお答えします。

Q1. 値上げ前に大量に注文して、安い価格で在庫を確保することはできますか? A1. 誠に申し訳ございません。値上げ前はどうしても全国的に駆け込み需要が殺到するため、メーカー側で「出荷調整(例年通りの数量しか出荷しないという制限)」がかかります。そのため、ご希望の数量をすべて値上げ前に確保することは大変難しくなっております。

Q2. 今後、さらに値上げされる可能性はありますか? A2. 残念ながら、その可能性はゼロではありません。中東問題の今後の動向や為替状況によっては、原燃料価格がさらに変動することも考えられます。私どもも常に最新情報をチェックし、こちらのブログで随時お知らせしていきます。

Q3. 実際いつごろから値上げになりますか? A3. 実際には、9月ごろから紙卸商の価格が上がり始め恐らく、10月以降印刷会社への価格修正が始まり、エンドユーザーには10月以降値上げを実感するのではないかと考えられています。

■ まとめ:紙の仕入れやコスト削減のお悩みは、浜田紙業へ!

今回は、2026年夏の印刷用紙・情報用紙の値上げ動向について解説いたしました。

すべてのメーカーが足並みを揃えて値上げとなるため、「他メーカーの安い紙に切り替える」という単純な手法が難しくなっています。だからこそ、早めに現状の在庫を確認し、今後の対策を練ることが大切です。

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